年末前の「捨て活」のススメ。「整理収納アドバイザー」が秋に捨てた“3つのもの”
整理収納アドバイザーの三木ちなです。家の片付けは“年末恒例”というイメージがありますが、スタートダッシュは早めが吉。秋のうちに済ませておくと、忙しい12月にゆったり過ごす時間がつくれますよ。ここでは、秋のうちに始めるとベスト! わが家の「捨てたもの」をご紹介します。
早めの捨て活をおすすめするワケ
年末の大掃除と同じタイミングで、ものの整理をする方が多いかと思います。しかし、できることなら秋のうちに「捨て活」にとりかかるのがベストです。
12月はイベントが多く、新年の準備も必要。1年の中でも余裕がなく、忙しい時期にさしかかります。
また、連休に入ると家庭ゴミの収集がお休みになるため、すぐに捨てられない問題も。粗大ゴミの受付も殺到するため、処分までに時間がかかる場合があるんです。
雪や寒さに悩む冬よりも、気温・天候が落ち着いている秋の方が効率的。年末を待たずにひと足早く始めれば、時間に追われずゆったりと、家の片付け・整理をすすめられますよ。
整理収納アドバイザーが「捨てたもの」
実際に、わたしがこの秋に捨てたものを一部ご紹介します。
壊れている家電
ホースの部分が壊れて使えなくなった掃除機を、粗大ゴミに出しました。
使えない掃除機は、ただ場所をとるだけ。そのまま置いていてもホコリが積もってしまいます。
掃除機に限らず、スペースをとる不要な家電は、面倒くさがらず早めに手放しましょう。
1年着ていない服
衣替えをする前に、いらない服も手放します。
去年着た服のうち、シミや汚れがあるものは袋の中へ。まだ着られそうな服は残します。
1年以上着ていない、これからも着ない服についても思い切って処分。迷ったものは枚数を決めて残す、のようにしっかりと仕分けを。
自分の中で「残す」「残さない」ルールを決めると、服が増えすぎることはありません。冬ものの衣料は厚くかさばりますので、冬支度をする前にクローゼットの中をすっきり整えましょう。
大きな不要品
繰り返しになりますが、年末が近づくと粗大ゴミ回収が混雑します。ただでさえ受付から2週間ほどかかるところ、繁忙期はさらに遅れる可能性もゼロではありません。
家具・家電など、普通ゴミでは捨てられない大きな不用品に関しては、早めに処分するとスムーズです。
わたしもつい最近、買い替えにともない不要になった、45Lのゴミ箱を2つ処分しました。
早めの片付けで掃除もはかどる
過ごしやすく日が長い秋は、片付け・捨て活のベストタイミング。忙しく寒い12月に始めるよりも、今のうちに済ませておく方が断然ラクです。
なかなか時間が取れない場合は、「1日1個捨てる」「1日1ヵ所片付ける」でもOK。早めにスタートして、無理なくマイペースに家の中を整えましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア