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切り干し大根や干し椎茸を、おいしく保存するコツとは?

VEGEDAY

切り干し大根、かんぴょう、干し椎茸、乾燥豆などの乾物類を開封後、常温保存している人も多いでしょう。しかし、未開封でも冷蔵で保存した方が良いものもありますし、開封後に冷凍保存した方が良い場合もあります。そこで、料理でよく使われる乾物を中心に、適した保存方法を紹介します。

切り干し大根の保存

●未開封→冷蔵(保存の目安:約6カ月)

温度が上がると変色したりカビが生えたりすることがあるので、未開封でも長く保存する際は冷蔵庫の冷蔵室で保存する。

●開封後→冷蔵(保存の目安:約6カ月)

開封したものは包装ごと保存袋に入れ、二重に密閉して冷蔵庫の冷蔵室で保存する。

●水で戻したもの→冷凍(保存の目安:約1カ月)

水気を切って使いやすい量に分けてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存する。

ポリ袋でも作れる切り干し大根のレシピはコチラ

かんぴょうの保存

●未開封→常温(保存の目安:約1年)

直射日光を避け、涼しい場所で常温保存する。

●開封後→冷蔵(保存の目安:約1年)

開封後は変色したりカビが生えたりすることがあるので、冷蔵庫の冷蔵室で保存する。

●下茹でした場合→冷凍(保存の目安:約1年)

使いやすい大きさに切ってラップで小分けにし、冷凍用保存袋に入れて冷凍保存する。

干し椎茸の保存

●未開封→常温(保存の目安:約半年~1年)

未開封のものは、なるべく湿気の少ないところで、常温で保管する。 

●開封後→常温(保存の目安:約半年~1年)

パック包装されていないものは、密閉容器に入れて常温保存する。

●戻したものを数日で使う場合→冷蔵(保存の目安:戻し汁は約2~3日、水は約5日)

戻し汁か水と一緒にフタつきの密閉容器に入れ、冷蔵庫の冷蔵室で保存する。

●戻したものをすぐ使わない場合→冷凍(保存の目安:約1カ月)

使いやすい量に分けてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存する。

干し椎茸の上手な戻し方はコチラ

乾燥豆の保存

●未開封→常温(保存の目安:約1年)

色あせを防ぐために直射日光が当たらず、湿気や熱のない場所で常温保存する。

●開封後→常温・冷蔵〈※〉(保存の目安:約1年)

乾燥剤と一緒に密閉容器に入れて、常温保存する。

ただし高温多湿の時期は、その状態のまま冷蔵庫の冷蔵室に入れて保存する。

●下茹でした場合

→冷蔵(保存の目安:約5日)

保存容器に入れて冷蔵庫の冷蔵室で保存する。

→冷凍(保存の目安:約1カ月)

ラップで小分けにし、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存する。

乾燥豆の上手な煮方と保存法はコチラ
ドライパックを使った豆の時短レシピはコチラ

最後に

何かと便利な乾物の保存方法を知って、おいしく使い切りましょう。

[椎茸]栄養を活かす、下ごしらえや料理のコツ&保存方法

西洋のマッシュルーム、アジアのふくろたけと並んで、世界三大栽培きのこのひとつとされています。不溶性食物繊維を含み、カロリーは100gあたり菌床栽培が25kcal、原木栽培が34kcalです。

最終更新:2023.11.15

文:アーク・コミュニケーションズ
写真:清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:
『ひと目でわかる! 食品保存事典』島本美由紀著(講談社)

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