「今が楽しければいい」若者の言葉にハッとした…50代で得た人生の視点とは【体験談】
私は50代に差しかかり、ふと若いころの自分を思い返すことが増えてきました。あのころは、将来のことよりも、目の前の楽しさに夢中になっていたように思います。
年齢を重ねるごとに実感
昔の私は、深く考えずその場の感情や勢いで選択をしていたことも少なくありません。けれども、年齢を重ねるにつれ、一つひとつの出来事や選択に対して、慎重さや責任感が求められることを実感するようになりました。
最近、若い人たちと話す機会があったのですが、彼らの生き方に少し驚かされる場面がありました。今を思いきり楽しむ姿勢はまぶしくもありましたが、その一方で、将来のことをあまり意識していないようにも感じたのです。
「今」が大事なのもわかるけれど
もちろん、「今」を大切にすることは大事だと思います。私もかつては、そうやって過ごしてきました。でも、あのころにもう少しだけでも未来の自分を想像できていたら、また違う選択をしていたかもしれない……そんなことを思うことがあります。
年を取ったからこそ見える景色
今では、「今の選択が、これから先の自分にどう影響するのか」を自然に考えるようになりました。若いころには軽く考えていたことも、今では大切な学びとして、私の中に根づいています。
年齢を重ねたからこそ見える景色や気付きがあります。これは、経験の中で少しずつ身についたものだと感じています。
まとめ
そんな気付きを、これからを生きる世代にも、何かのかたちで伝えていけたら――そんな思いが、ふと心に浮かびました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:川口美和/50代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)