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夏の万博をアイスで乗り越えろ! 大阪・関西万博で食べられるアイスクリーム特集【後編】

ロケットニュース24

夏だ! あちぃぜ!! 今日も大阪・関西万博の会場は、文句なしの猛暑っぷり。

こんな夏の日にピッタリな情報といえば……やっぱりアイスでしょ! というわけで、大阪・関西万博で筆者が実際に食べたアイスクリームを前回に続いて4点ご紹介するぜ〜っ!

・アイスクリーム スクープ/フィリピン共和国

フィリピンのアイスといえば、羽鳥編集長も大好きなハロハロ! ……なのだが、税込1900円と予算オーバー。ということでスクープアイス(税込650円を)いただいた。

コアラにも熊にも見える可愛い顔のついたアイス。味は全部で11種類あり、今回筆者は人気ナンバーワンと教えてもらったナンカスイ味(ジャックフルーツ&カシューナッツ)を選んだ。

(ちなみに、アイスの種類はメロン&ナタデココ・ウベ・コーヒー・チョコレート・ナンカスイ・ドリアン・バギオストロベリー・マンゴー・ココナッツシュガー・マニラバニラ・ココナッツの実)

クリームベースのアイスクリームにジャックフルーツと思しきドライフルーツが入っているのだが、いかんせんジャックフルーツの味がわからない。

ねっとりして穏やかな甘みがあり、日本の果物で例えると干し柿に近いかも? 一方アイスはこってりと甘く、沖縄で食べたブルーシールアイスの味を思い出した。

麦パフやポン菓子のトッピングは、食感に遊びが出て相性がいい。お値段的にもリーズナブルだし、手軽に異文化テイストのアイスを楽しめるので超オススメだ。

フィリピンパビリオンはエンパワーリングゾーンにある。

建物全体が、フィリピンの職人によって織られたカゴのような素材で覆われている。建物の側面に作られたベンチが写真映えして可愛いぞ。

・ジェラート/イタリア・バチカン市国

イタリアのパビリオンではジェラートが提供されている。価格はダブルで税込880円、トリプルで税込1100円。

味は8種類で、タロッコオレンジシャーベット・マンゴーシャーベット・オリーブオイル&塩・いちご・ティラミス・ピスタチオ・シチリアレモンシャーベット・アマレーナ(サワーチェリー)。タイミングによっては売り切れている場合もあるようだ。

筆者が選んだのは、タロッコオレンジシャーベットとオリーブオイル&塩のダブル。

結論から言うと、オリーブオイル&塩が絶品だった。

オリーブオイルの味と香りがそのままに、クリーミーなアイスになっている。なぜ美味しいのかは理解できないのだが、まろやかでオイルリッチな他にはない味。

塩味はちょびっとだけだが、よいアクセントになっている。これは食べる価値あり!

オレンジシャーベットは、予想を裏切らないシンプルな美味しさ。

適度な酸味とジューシーさ、これぞ求めてた味です! っていう感じ。全体的に甘すぎないところが好きでした。

ジェラートショップは、イタリア・バチカンパビリオン(セービングゾーン)の敷地内にある。

イタリア・バチカンパビリオンといえば、長い時は6時間も並ぶという超人気パビリオン。ジェラートも数十分から2時間も並ぶことがあるらしく、長期戦を覚悟した方がよいかもしれない。

・ヴィーガンジェラート/NATUREVERSE キッチン

イタリアに続いてまたしてもジェラートだが、こちらは乳製品を使用しないヴィ―ガン仕様だ。価格は税込880円。

味はゆず・オーツミルク・抹茶・いちごの4種類。筆者はオーツミルクと抹茶を注文した。

ミルクの代わりにココナッツミルクを使用しているようで、爽やかな甘みとサラッとした口溶けが特徴。通常のジェラートの代わりになるかと聞かれると「?」だが、コレはコレで美味しいと感じた。

抹茶味は苦みが強く、筆者個人としてはオーツミルクが推しだ。

NATUREVERSE キッチンは、西ゲートゾーンにあるPASONA NATUREVERSE(パソナ ネイチャーベース)のエントランス横にある。

カラフルなキッチンカーが可愛い。大屋根リング外にあるお店なので空いていることが多く、パッと買ってすぐに食べられる点もメリットだ。

・蜂蜜ソフトクリーム/神戸養蜂場

牛乳ソフトクリームにはちみつがたっぷりかかり、巣みつがトッピングされている。価格は税込980円。

口に入れた瞬間に「あぁ、よく知っているはちみつの味だ!」とホッとした。アイスも同様にごく普通のミルクソフト。だか、それがいい。

1日変わり種のアイスばかり食べてきた身に、食べ慣れた優しいミルク&はちみつの味が染みるのだ……!!

華やかでバラエティ豊富な海外のアイスに散々浮気をしても、結局1日の終わりをともに一緒に過ごしたいのは、普通のソフトクリーム。

なおカップとスプーンも食べられる。溶けてもこぼれにくくて安心だし、どちらもたっぷりアイスを吸い込んでいて美味しかった。

神戸養蜂場のお店があるのは、西ゲートゾーン。

オリジナルのはちみつビールも提供しているそうで、非常に気になった。次回行くときは絶対に飲むぞ!

・アイス万博と言っても過言じゃない!?

以上4点、万博で発見したアイスのレポートでした。

会場にはまだまだ50種類以上のアイスがあり、ちょっとやそっとじゃ食べきれない。まるで楽園のような品ぞろえだ。

万博って建前上は「国際博覧会」らしいけれど、実際には「アイス博覧会」と呼んだほうがしっくりくるかもしれない……そんな気すらしてくる。

皆さんもぜひ会場を歩き回ってお気に入りのアイスを見つけてみてほしい。もしもオススメがあれば、筆者にも教えてね!

参考リンク:大阪・関西万博公式
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.

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