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SNSで「仕事手伝って」発端 110万円詐欺被害 伊賀市の60代男性

伊賀タウン情報YOU

名張署庁舎=名張市蔵持町芝出

 三重県警名張署は2月13日、伊賀市の60代男性がSNSで知り合った人物からのメッセージをきっかけに、現金約110万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。同署が特殊詐欺事件として調べている。

 発表によると、フェイスブックで知り合った女性を名乗る人物から同月4日、「仕事の手伝いをしてほしい」などとメッセージが届いた。指示に従って商品を購入するウェブサイトに登録し、手伝いをしたところ、サイト上で男性の資産が増えたように表示された。

 相手から「利益を引き出すためには、あなたもやる必要がある」などと言われ、商品購入の予約ボタンを押すなど課題をこなしたが、現金を振り込まなければ先に進まなくなり、指示されるまま6万円から50万円まで計5回に渡り現金を指定された口座に振り込み、だまし取られた。

 更に「360万円の振り込みが必要」と言われたため、男性は不審に思い、同署へ被害届を提出した。

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