星野リゾートって実際どう?年間合計50泊の旅インフルエンサー3人が本音で語ってみた
◆星野リゾートって実際どう?年間合計50泊の旅インフルエンサー3人が本音で語ってみた
旅の宿泊先を決めるとき、口コミよりも、もっとリアルな体験談やおすすめ施設が聞きたい!と思うことはありませんか? そこで今回は、読者に人気の高い「星野リゾート」に注目し、旅好きインフルエンサーを3名集めた、旅のプロによる本音の座談会をお届け。星のや、リゾナーレ、OMO、界、BEBなど複数のブランドのこと、全約60施設もある中でのおすすめや、星野リゾートを選ぶ理由などを一挙大公開。
◆旅先を選ぶときに大事にしていることは?
<プロフィール>もぐこ(@perorito.moguko)さん。思い立ったら旅のプランを立てる行動派。旅に出る頻度は1~2カ月に1回、星野リゾートは「星のや軽井沢」「リゾナーレ八ヶ岳」「OMO3浅草」など10施設以上に宿泊経験あり。画像はカジュアルながらおしゃれで居心地がよく、おすすめという「BEB土浦」
ご当地のおいしいものに絶景、ゆっくり過ごせる空間も重要
今回お集りいただいたのは、旅のプロでもあるオズレポーターズのインフルエンサーの3名。時間が空いたら旅の企画を立てるもぐこ(@perorito.moguko)さん、ほとんど毎月旅行しているまりな(@inomaliin)さん、今年は2週間に1度は旅をしているというyuki(@nakamuraam)さんが、「星野リゾート」を選ぶ理由から、その滞在の魅力、おすすめ施設まで、実際に宿泊した体験談など、あれこれ本音で語っていただきました。
――早速ですが、皆さんが旅先を選ぶときに大事にしていることはありますか?
もぐこ「食をメインに決めることが多いですね。先に行ってみたいお店を予約してから、その周辺の観光地を調べてめぐったり。ちょっと変わったところでは、先日は猫がいる宿を探してひとりで伊東に泊まってきました。我が家は夫がアレルギーなので飼えないのですが、どうしても猫と触れ合いたくて…。かわいい猫たちに癒されてきました!」
まりな「私も食べたいものを基準に旅先を決めることがよくあります。それから、桃狩りをするために山梨に行ったり、安い航空券が取れたからと勢いで韓国に行ったりも(笑)。スキーが好きなので、冬はスキー場からのアクセスの良さがポイントになりますね」
yuki「桃狩りのように、その時季にしか楽しめないものを目的に旅するのも楽しいですよね。ちょうど私も、青森『ねぶた祭』に行くことが決まっているんです。あとは絶景や、『星野リゾートの中でもここ』とか、泊まりたいホテルが目的になることも多いです」
◆旅先に、星野リゾートを選ぶ理由って?
<プロフィール>まりな(@inomaliin)さん。旅行の頻度は年間平均12回以上。旅の主な目的はグルメ&スキーと、一眼レフでの風景写真の撮影。これまでに泊まった星野リゾートは「星のや京都」「奥入瀬渓流ホテル」「リゾナーレトマム」など。最近は「OMO」もよく利用している。画像は季節を変えて何度も泊まりたいくらいお気に入りという「リゾナーレトマム」の雲海
シーンや相手によってホテルを選べるのが魅力
――星野リゾートのどんなところに魅力を感じていますか?
もぐこ「ファミリーだったら『リゾナーレ』、記念日なら『星のや』など、色んなブランドの中からシーンや一緒に行く相手に合わせて選べるところ。ひとり旅だったら、観光拠点も近い『OMO』も便利で、楽しいです」
yuki「私は誕生日や特別な記念日に選ぶことが多いですね。初めて夫と行ったのは『星のや沖縄』。空間もホスピタリティも本当に素晴らしくて、夫婦で感動しました。仲のいい友人と行ってみたいのが、『リゾナーレトマム』。雲海や真っ白な雪景色が写真映えして、絶対にかわいいと思うんです」
まりな「私はあえて、ひとり旅で『星のや沖縄』へ行ってみたいです。誰にも気を使うことなく、贅沢な時間が過ごせそうだなぁと夢見ています(笑)。」
<プロフィール>yuki(@nakamuraam)さん。2024年はほぼ毎週旅をしているという旅のプロ!? プロポーズを受けた「リゾナーレ小浜島」をはじめ、各地の星野リゾートを利用。画像は、青い海と空の美しさに感動した「星のや沖縄」。もう一度行きたい場所のひとつだそう。
ご当地の魅力が満喫できるのが嬉しい
まりな「単に泊まるだけでなくて、館内のインテリアにさりげなくその土地の工芸品が使われていたり、その場所ならではのアクティビティが楽しめるのも星野リゾートの魅力ですよね。私が利用した『リゾナーレトマム』は牧場で牛や酪農について学べるプランがあったり、ビュッフェでは子どもも自分でごはんの上に海鮮を選んでのせて海鮮丼を作ったり。私は大人だけで行ったのですが、運よく雲海が見られて、本当に素敵でした」
もぐこ「ワイン好きには、館内でワインが楽しめる(※1)『リゾナーレ八ヶ岳』もおすすめ。室内プールや親子で楽しめるアクティビティも充実していて、ファミリーで利用している友人もいます」
まりな「ご当地の魅力を楽しむなら『OMO』もはずせません。以前、『OMO7旭川』に泊まったのですが、雪質は最高だし、OMOレンジャー(※2)が案内してくれる場所も面白いし、旭川はグルメもおいしいし…と、その場で次の予約を入れてしまったほどお気に入りです(笑)」
(※1)施設内に24種類の山梨県、長野県のワインのテイスティングができる「八ヶ岳ワインハウス」がある
(※2)ご近所を知り尽くしたスタッフが「OMOレンジャー」としてホテル周辺エリアをご案内。グルメやお酒・カルチャーなどをテーマにした、より街を楽しめるツアーを展開している
まりなさんがホスピタリティに感動したという「星のや京都」
心尽くしのおもてなしに感動
yuki「どのホテルも、ホスピタリティの素晴らしさに感動します。これまでホテルで時間を過ごすことに重きを置いていなかった夫が『星のや沖縄』に泊まって以来、『ほかの星野リゾートのホテルにも泊まってみたい!』と言うようになりました」
まりな「私も星野リゾートに泊まるまで、あんまりホテルにお金をかけてこなかったので、yukiさんのご主人の気持ちわかります。ずっと憧れていた『星のや京都』では、常に適度な距離感で接してくださることに感動しました。部屋にテレビがないこと、船でホテルまで移動するところも特別感がありました。『奥入瀬渓流ホテル』では夫が私の誕生日をサプライズで用意してくれて。こうした対応も素敵ですよね」
もぐこ「素敵ですね! 私が初めて泊まった星野リゾートのホテルは、子どもの頃に家族で泊まった『軽井沢ホテルブレストンコート』で、年末年始はこちらで過ごすのが恒例でした。『星のや軽井沢』も前身の軽井沢温泉時代から大好きで、夫婦でゆったり過ごしたい場所です」
◆【次に行くべきはここ】旅のプロがおすすめする星野リゾートのホテル・温泉旅館
もぐこさんイチ押しの「OMO3浅草」。江戸情緒を感じさせる下町・浅草の中心にあり、窓からスカイツリー(R)や浅草寺を望む特別な空間。観光の拠点としてはもちろん、ワーケーションにも最適
もぐこさんイチ押し「OMO3浅草」
スタイリッシュでシンプルながら、“和”の要素が散りばめられていて、居心地のいい空間です。浅草観光に最適な立地に加えて、最上階からは浅草寺とスカイツリー(R)が一望できるのも素敵。早朝の浅草寺を散歩したり、落語を間近で楽しんだり、浅草ならではのアクティビティも充実しています。
施設名:OMO3浅草
住所:東京都台東区花川?1-15-5
TEL:050-3134-8095(OMO 予約センター)
料金:1泊22000円~(1室あたり、税込、食事なし)
yukiさんイチ押しの「西表島ホテル」。世界遺産に登録されている島・西表島にあるリゾートホテル。豊かな自然に囲まれ、日本一ともいわれる八重山諸島の満天の星空に感動!
yukiさんイチ押し「西表島ホテル」
「イリオモテヤマネコ痕跡ツアー」やマングローブの林の中をカヤックで冒険する「カヤックチャレンジ」など、アクティビティを通して西表島のことを学べます。さらに朝ヨガに参加したり、夕日を眺めながらスパークリングワインを楽しめるイベントがあったりと、1日を通して楽しみました。ちょうどピーチパインが旬の時季で、新鮮なピーチパインをたくさん食べられたのも嬉しかったです。
施設名:西表島ホテル
住所:沖縄県八重山郡竹富町字上原2-2
TEL:050-3134-8094(星野リゾート予約センター)
料金:2泊24000円~(2名1室利用時1名あたり、税込、食事別)
まりなさんイチ押しの「奥入瀬渓流ホテル」。施設名の通り、奥入瀬渓流沿いにある唯一のリゾートホテル。四季の自然を楽しむアクティビティや、八甲田山から湧き出る温泉も魅力
まりなさんイチ押し「奥入瀬渓流ホテル」
私たちが行ったのは1月で、雪景色も素敵だったんですが、新緑や紅葉の時期にも訪れてみたいなぁと思っています。「渓流ガイドウォーク」や「渓流シャトルバス」など大自然を満喫できるアクティビティも豊富で、季節ごとに内容が変わると聞いたので、どの季節に行っても楽しめそうです。
次は、前回予約がいっぱいで体験できなかった苔玉づくりのワークショップにも参加したいです。
施設名:奥入瀬渓流ホテル
住所:青森県十和田市奥瀬栃久保231
TEL:050-3134-8094(星野リゾート予約センター)
料金:1泊25100円~(2名1室利用時1名あたり、税込、夕朝食付)
◆これからの旅計画、教えて!
今年もまだまだ、旅の予定が目白押し
――皆さん、もう次の旅のプランが決まっているのでしょうか?
もぐこ「いちばん近い予定だと、来月、夫と箱根に行く予定です。夫が温泉好きなので、のんびり温泉に浸かろうと思って」
yuki「私は先ほどもお話した青森のねぶた祭と、韓国が決まっています。実は韓国はつい最近も行ってきたのですが、あまりに楽しかったのでもう一度行くことに(笑)。おいしいものを食べて、ショッピングも楽しむ予定です」
まりな「私は沖縄と、青森と…あっ、安いチケットが取れたので大阪にも行ってきます。兵庫県出身の私にとって大阪はほとんど地元なので、旅を目的に行くのは新鮮で楽しみですね」
あえて泊まってみたい「星のや東京」。ラグジュアリーな空間で、時間を忘れてゆっくり過ごしたい
東京に住んでいるからこそ、都内の星野リゾートにも泊まってみたい
――次に泊まってみたい星野リゾートのホテルはありますか?
yuki「『リゾナーレトマム』で、まりなさんもご覧になったという雲海を見てみたいですね。スノーモービルやスノーラフティングなど、大人も雪遊びができるアクティビティがたくさんあって楽しそうです」
まりな「台湾にある『星のやグーグァン』に泊まってみたいんですが、大人気で予約が取れなくて」
もぐこ「海外の星野リゾートも泊まってみたいですね!『リゾナーレグアム』も日本から近いし、ファミリーでも楽しめそう。私が今いちばん泊まってみたいのが『星のや東京』です。あえて東京に泊まって、ゆったり贅沢な時間を過ごしてみたいです」
まりな「近場で気になるといえば『OMO5東京五反田』。初めて見た時はこんな場所に星野リゾートが!とびっくりしました。都内で宿泊する機会はなかなかないので、両親に『東京に来るときはここに泊まって!私も一緒に泊まるから』と言っているんですよ(笑)」