新署長インタビュー 事務運営の見直し、しっかり推進 上野税務署
三重県伊賀市と名張市を管轄する上野税務署長に、7月10日付で長瀬真治さん(57)が着任した。長瀬さんは名古屋市出身で、四日市税務署副署長や名古屋国税局課税第一部統括国税実査官などを経て現職。署長としての抱負や地域の印象などを聞いた。
着任の抱負をお願いします
上野税務署は、昨年から内部事務が名古屋国税局業務センター津分室へ集約化されるなど、大きな変革がありました。その中で、全職員が、税務署職員として誇りとプライドを持って職務に当たるとともに、諸課題に対しては、署一丸となって取り組んでいきたいと思います。
また、地域の事をよく知って、公私ともに充実した日々を過ごせればと思います。
重点課題を挙げてください
国税庁の使命は、納税者の方々の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実現することです。税務行政を取り巻く環境は、経済社会のグローバル化・デジタル化の進展など、これまで以上に急速に変化しています。
そして、私どもの使命を果たすためには経済情勢を見据えつつ、果断にかつ確実に業務改革を推進するとともに、納税者の方々がより申告納税を行いやすい納税環境の整備に取り組んでいく必要があります。
その中で、申告・納付のデジタル化、ペーパーレス化の推進、内部事務運営の見直しなどをしっかりと推進していくことが重要だと考えています。
管内の印象を教えてください
三重県勤務は、1989年(初年度配属)及び2018年に四日市署に赴任して以来、3回目となります。伊賀は正直訪れたことは少なく、知らないことが多い地域ではありますが、歴史が古く、落ち着いて魅力的なまちだと感じています。
また、おいしい食べ物やお酒がたくさんあると聞いており、非常に楽しみです。
趣味は何ですか
ウォーキングやお城巡り、魚釣りです。伊賀には小規模な城館がたくさんあるので、巡りたいです。プロ野球は中日ドラゴンズのファンです。