長野県塩尻市片丘地区のワインにまつわる物語『片丘ワイナリー物語』発売
マイストーリーインカードは2024年7月15日、『片丘ワイナリー物語: 信州ワインバレー 長野県塩尻市』を発売した。
長野県塩尻市と言えば、日本でも有数のワイン産地だ。1890年にぶどう栽培が始まり、1897年にはワインづくりがスタートした。近年は一層その存在感を大きくしており、2001年に6軒だったワイナリーが、2019年には15軒まで増えている。そんな塩尻市において、同市北部に位置する片丘地区は、ぶどう栽培が行われていなかった地域だ。塩尻におけるワインの新しい開拓地、フロンティアだったと言える。
その片丘において、ワインをつくる3軒のワイナリーと振興協議会のリーダー4人の思いをつづった書籍が、『片丘ワイナリー物語: 信州ワインバレー 長野県塩尻市』だ。2019年に設立して以来、メルローに情熱を注ぐDomaine KOSEI(ドメーヌ コーセイ)の味村興成氏、小規模な個人経営でありながらも丹念にワインをつくる丘の上 幸西ワイナリーの幸西義治氏、遊休荒廃地を開墾してつくられたシャトー・メルシャン 片丘ヴィンヤードの高瀬秀樹氏、そして片丘ワイン振興協議会の小松千万蔵氏。片丘のワインづくりの歴史や経緯を追いながら、4氏がどのような思いでワインと向かい合ってきたかを知ることができる。
定価は960円(税込)で、紙・電子版ともAmazonで購入できる。