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働き稼ぐ大切さ学ぶ 仕事体験フェスに児童ら600人 名張

伊賀タウン情報YOU

ガスメーターの交換に挑戦する児童ら=名張市南町で

 小学生向けの「おしごと体験フェス」が1月19日、三重県名張市南町の名張産業振興センターアスピアで開かれ、家族連れら約600人(主催者発表)でにぎわった。

多くの家族連れが詰めかけた仕事体験の会場=同

 名張商工会議所青年部(名張YEG)の主催。会場には、地元企業などの協力で「パティシエ」や「ユーチューバー」など13の仕事が体験できるブースが並んだ他、自衛隊車両やバス、高さ約24メートルまで伸ばしたクレーン車など「働く車」の展示があった。受付開始時には、各所で長蛇の列ができた。

 児童たちは、名張近鉄ガスのブースでは作業服やヘルメットを身に着けてガスメーターの交換を、名張署のブースでは鑑識作業に挑戦。伊賀タウン情報YOUを発行するユーのブースでは、一眼レフカメラやバインダーなどを手に、働く大人を囲み取材し、記事にまとめて1部限定の特別紙面を発行した。仕事体験後には金券「ケリー」を“給料”として受け取り、会場内のゲームコーナーや屋台で使って楽しんだ。

働く大人への囲み取材に挑む児童たち=同

 母親と弟と一緒に訪れた市立梅が丘小3年の女児(9)は「お花屋さん」「測量屋さん」「モデル」など6つの仕事を体験。特にお気に入りは、札束を数えたり1億円の重さを手に取ったりした北伊勢上野信用金庫の「こども銀行」だといい、「お札をめくるのがむずかしかったけど、楽しかった。1億円は重かったけど、弟よりは軽かった」と笑顔で話した。

 名張YEGの毛利善幸会長は「想定していた以上に来て頂いて、とても良かった。子どもたちには自分の好きな職業を一つでも見つけて頂き、将来に向かって進んでほしい」と話していた。

1億円の重さを体感する児童ら=同

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