オーナーも惚れたシェフの味!元町『Moridini』でいただく本場仕込みのイタリアン♪ 神戸市
6月16日にオープンしたばかり!鯉川筋沿いに誕生したイタリアン『Moridini(モリディーニ)』(神戸市中央区)はカジュアルな雰囲気の中、本格的な料理の数々を楽しめます。その料理の裏には、オーナーも惚れたシェフの存在が?!早速取材に行ってきました。
元々和食店を経営していたというオーナー。同店の料理を手掛ける近藤シェフと出会い「彼がさらっと作った“シンプルな賄いパスタ”の味に惚れた」ことがきっかけでオープンが決まったのだとか。どんな料理が楽しめるのかめちゃくちゃ気になる…!
オーナーが「料理に対する熱意は、まさに“料理の変態”」と評する近藤シェフは、イタリアへ出向き現地の料理を勉強したという実力派。店では「数学的・科学的なところまで勉強した」という料理の数々を楽しめます。
昼は「パスタランチ」と「9種のプレートランチ」の2種がラインナップ。特におすすめだという9種プレートは「左から右」へと食べ進めることで、コース料理のような味わいを楽しめるのだとか。これは確実にワインが飲みたくなります…。
さらに気になるのがパスタですよね。ここで驚きのこだわりなのですが、同じパスタでも昼と夜では全く違っていて、昼は淡路麺業の生パスタを、夜は乾麺を使用しているのだとか。
提供時間のスピードなどで変えているということなのですが、特におすすめなのは乾麺の方なのだそう。今回は「自家製パンチェッタのカルボナーラ」夜バージョンをいただきました。
ヒツジのミルクから作られたチーズ「ペコリーノ・ロマーノ」にパルミジャーノ・レッジャーノを混ぜて作られたソースは濃厚そのもの。炭火香る自家製パンチェッタの塩味とショートパスタの食感がよく合い、ここでしか食べられない味でかなりクセになりました。
さらに夜のメニューでおすすめだという「アクアパッツァ」は、なんと耐熱フィルムに包まれた状態で運ばれてきます。開けた瞬間、ふわっと香りが漂ってくるので驚き!今の季節は夏野菜が使われ、特にセミドライトマトの酸味がサッパリとした逸品でした。
そのほか試行錯誤を繰り返したというフリッタータもおすすめとのこと。こちらは現地のものからアレンジを加え、スフレのような食感とパンチのある味わいを感じることができるのだそうです。
食べたことのない料理はもちろん、食べたことのあるものでも少し違った食感や味わいを楽しめるので「どんな料理なのだろう…」とワクワクしました♪赤白合わせて10種類ほどのワインがグラスで楽しめるのも最高!これはお酒が進むこと間違いなしです。
一人でふらっと訪れるもよし、じっくり料理とワインを楽しむのもよし!「値段的にも味的にも、週に3回来たくなるような店を目指しています。お客さん同士がコミュニケーションをとりたくなるような、現地に来たような雰囲気を味わってほしいです」と話してくれました。
場所
Moridini(モリディーニ)
(神戸市中央区北長狭通4丁目4-15 K・Aビル)
営業時間
11:00~15:00、17:00~23:00
定休日
木曜日