タナカ卓球 小中学生7人が輝き放つ 全国・関東大会に複数出場
小田原市矢作の卓球クラブ「タナカ卓球」がこの夏に開催された小中学生の全国と関東大会に5つ出場した。そのうち、3つの大会は数年ぶりとなる出場を果たすなど、大きな飛躍を見せた。
出場した大会は、全日本クラブ選手権(3年ぶり)、関東中学生大会、全国中学生大会(6年ぶり)、全日本小学生大会、全国ホープス・東日本ブロック大会(3年ぶり)。同クラブに通う、高岩睦生さん(鴨宮中3年)、深澤健太さん(松田町松田中2年)、富岡弦太さん(平塚市旭小6年)、茂田航季さん(同市神田小5年)、茂田翔紀さん(同3年)、茂田悠稀さん(同1年)、吉野明琳さん(二宮町山西小2年)の7人がそれぞれの大会に参加し、全国の強豪と対戦した。
同クラブを率いるのは40年以上の指導歴をもつ田中昇監督(79)。田中監督の指導は選手の特徴を分析し、個性を伸ばすやり方で、これまで県代表を67人輩出。現在は県西地域や二宮町、平塚市などから48人の小中学生が練習に来ている。
大会を振り返り田中監督は「練習でのアドバイスを実践する子が多く、それが結果につながっている。今後も大会で成績が残せるように頑張ってほしい」と話した。