独り占めして食べたい憧れのアイス「ビエネッタ」が販売終了、森永の発表うけSNSには悲しみの声
森永乳業株式会社は自社HPにて2月10日、ケーキアイス「ビエネッタ」の販売を3月31日をもって終了すると発表しました。
ビエネッタと言えば、特に昭和生まれの方にとっては高級アイス、憧れのアイスという位置付けだったのではないでしょうか。突然の終売の一報に、SNS上には深い悲しみの声が相次いでいます。
森永乳業のニュースリリースには、終売の理由は「ライセンス契約の終了」とあります。元々は海外メーカーの商品であったものを、森永乳業がライセンス契約を結び、日本国内で1983年より取り扱っていました。
現在では「ビエネッタ バニラ」「ビエネッタ ティラミス」「ビエネッタカップ バニラ」の三種類が販売されていますが、いずれも3月31日で販売終了とのこと。発表と共に、森永乳業は「40年以上にわたりご愛顧いただき、まことにありがとうございました」とコメントしています。
パリパリとしたチョコレートと、アイスを幾重にも重ねた繊細な層が生み出す独特の食感と、まるでレースのような見た目が美しいケーキタイプのアイスクリームを、いつか独り占めして食べたい……そんな幼き頃の夢を大人になってから叶えた、という方もきっと少なくないと思います。
発表直後から、SNS上には「嘘だ……嘘だって言ってくれ……」「嫌だぁぁぁ!辛すぎる」といった声が続出し、Xでは一時トレンド一位に。世代の方にとっては、それほどショッキングな出来事となったようでした。
しかしながら、理由はあくまでライセンス契約終了であるため、今後ライセンス元の日本法人が販売する形や、他社が契約を結んで販売を行う可能性もゼロではありません。今後の展開に期待しましょう。
<参考・引用>
森永乳業ニュースリリース「ビエネッタ 販売終了のお知らせ」
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025021006.html