満開の早咲き桜と歴史探訪 南区さくらボランティアの会が大岡川沿い散策企画
南区内で大岡川の桜の保全活動に取り組む市民団体「南区さくらボランティアの会」と「大岡川FunClub」による散策企画「お花見ウォーキング」が3月30日に開催され、約90人が桜を楽しみながら歩いた。
参加者は大岡川プロムナードを通って蒔田公園や日枝神社をめぐり、市庁舎までの約6Kmの道のりを歩いた。途中、メンバーが吉田新田や横浜開港の歴史を紹介する場面もあった。
この日、大岡川沿いのソメイヨシノは五分咲き程度だったものの、ジンダイアケボノは見頃を迎えていた。参加者から「普段は車で通り過ぎるばかりだったが、説明を聞いて初めて知る歴史や魅力が多くあった」などの感想が聞かれた。
さくらボランティアの会代表の長井進さんは「多くの方に満足していただけて何より。企画を充実させるため、知恵を出していきたい」と語った。