「誰とでもうまくやれる人」はやっている。苦手な人とうまく関わる5つの方法
心理カウンセラーのyoshikoです。人間関係において「どうしても合わない人」と付き合わなければいけないときは誰にでもあります。友人や親戚などと関わる中でも「苦手だな」「もっと上手く関われたらいいのに」と悩む方も少なくないでしょう。今回は、合わない人と上手に関わる5つの方法をご紹介します。
合わない人と上手に関わる5つの方法
前回の記事では、「合わない人・苦手な人」と上手に関わるための“考え方”についてお話ししました。今回は具体的に、合わない人とも上手に関わるために「今日からできる方法を5つ」ご紹介します。
「この人苦手だな」「あの人とはどうしても合わない」と感じる人がいるのは自然なことです。関わらなければならない人ともなるべく上手に付き合い、人間関係のストレスを軽くしていきたいですね。
1. 共通点を探す
合わない人と上手に関わるためには、お互いの共通点を探してみましょう。共通点が見つかると、自然に話が広がり、親近感が生まれやすくなります。
あまり話したことがない親戚とは「子どもの話」や「最近観たテレビ番組」など、身近な話題から話してみてはいかがでしょうか。
「うちの子もなかなか勉強してくれない」「私もそのドラマ観てたよ」など共通のテーマが見つかるかもしれません。
共通点が会話をどんどん楽しくさせ、良好な人間関係を作るきっかけになります。
2. 短時間で切り上げる工夫をする
合わない相手と上手に関わるためには、短時間で会話を切り上げる工夫をしましょう。限られた時間での付き合いであれば、ストレスを最小限に抑えられます。
親戚や友人との集まりでは「この後は予定がある」と事前に伝えておくと、必要以上に同じ時間を過ごさずにすみます。帰る時間がはっきりしていると、会話がダラダラと続かず、自分のペースを守りやすくなるのです。
短い時間でもストレスなく過ごせると、合わない人ともよい関係を築いていけるでしょう。
3. 聞き役に徹する
合わない人と上手に付き合うためには、相手の話を聞く役に徹してみましょう。話を聞くことだけに集中すると、相手は「自分を理解してくれている」と感じ、心を開いてくれやすくなります。
自慢話をされたときも「すごい! どうやって達成したの?」と相手に興味を示すと、会話がどんどん進んでいくでしょう。相手の話を優先すると決めておくと、自分が話さなくてもいい状況を作れます。
合わない人からの反応を気にしなくてもいいため、ストレスも軽くなるかもしれません。
4. ジェスチャーやリアクションを意識する
合わない人と上手に関わるためには、ジェスチャーやリアクションを工夫してみましょう。相手に安心感を与えやすい非言語コミュニケーションは、良好な人間関係づくりに効果的です。
苦手な親戚と話すとき、穏やかな笑顔を見せるだけでも雰囲気が良くなります。
会話の内容に合わせて「本当?」「すごい!」などの簡単なリアクションを繰り返すだけでも、相手は安心して話せるのです。
ジェスチャーやリアクションを少し意識するだけで、会話がスムーズになり、相手との距離を縮めやすくなります。
5. 他の人を巻き込む
1対1でのコミュニケーションが苦手な相手と関わるときには、他の人を巻き込む方法が効果的です。
複数人で会話すると、一人だけに集中しなくていいので、自分の負担が減ります。
苦手な親戚と話しているときに「Aさんも同じこと言ってましたよね」と他の人を会話に入れてみましょう。会話の流れも自然なままで、自分のストレスも軽くできます。
周りを巻き込んだ会話は、他の人ともよい人間関係を築くことにつながるのです。
どの方法も日常生活に取り入れやすいので、できそうなものから試してみてください。
合わない人とも上手に付き合いながら、自分らしい人間関係を築いていきましょう!
yoshiko/メンタル心理カウンセラー・チャイルドカウンセラー