ローソンで売ってた「備蓄米のおにぎり」2種類を食べてみた正直な感想 /アップデートに期待したい部分もあったけど…
米不足を解消するために放出され、なにかと話題になった備蓄米。
てっきりスーパーやネットショッピングを通じて購入できるものだと思っていたのだが、先日ある意外な場所で販売されているのを発見した。
その場所とは……ローソンのおにぎり売り場だ。
・備蓄米のおにぎり
商品名は「令和3年産米使(備蓄米)塩にぎり」と「令和3年産米使用(備蓄米)だしにぎり」。
その名の通り備蓄米を使ったおにぎりで、価格はどちらも税込み108円だった。コンビニで売られている他のおにぎりと比べて、手を出しやすい値段なのが嬉しい。
それではさっそく味を確かめていこう。まずは「塩にぎり」から。
口の中に入れてみると……お、ちょっと酸っぱいかも?
原材料名を確認してみたところ、どうやら食塩の他にも調味酢が使われているようだ。個人的には、塩の味よりも酢の味の方が強く感じられた。
食感は普通のコンビニおにぎりと比べると、お米がパサパサしている感じが否めなかったかも。
食べられないということはなかったけれど「普通の塩おにぎりと同じような食べ心地ではなかったかな」というのが正直な感想だ。
続いて「だしにぎり」。
ひと口かじってみると……あ、こっちはだしの味がしっかり感じられる! 炊き込みご飯のような風味でおいしい。
こちらにも調味酢が使われているようだが、だしの味がそれに勝っているのか酸っぱい風味はほとんど感じなかった。個人的にはこっちの方が好きな味だな。
食感は塩にぎりと大体同じような感じ。
以前楽天市場で購入した備蓄米は、味も食感も普通のお米とほとんど変わらなかったので意外だった。
詳しい理由は分からないけれど、やっぱり炊きたてと炊いてから時間が経ってしまったお米との違いなのかな。
・8月末頃まで販売予定
備蓄米ってなんとなく炊く前の状態で売られているイメージだったけど、こんな売り方もあるんだなぁ。「その手があったか!」と驚かされる販売方法だった。
今後のアップデートに期待したい部分もあったけれど、物価が上がり続けている中お安い価格で購入できるのは魅力的だ。
小腹が空いた時や、出先での食費をなるべく抑えたい時などにはこのおにぎりを選択肢に入れてもいいんじゃないかと思う。
ちなみにローソンのニュースリリースによると、販売予定数は約700万個、政府備蓄米の販売期限である8月末頃までを予定しているそう。
もし気になる方がいたら、早めに購入しておくことをおすすめするぞ。
参考リンク:ローソン
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.