札幌は10月に入っても25度の夏日… 北海道の天気予報&気象予報士解説/2025年9月29日更新
北海道のあす30日(火)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
旭岳で紅葉!札幌のあの場所でも…!?
こちらは、紅葉の写真です。赤や黄色に色づいてキレイですね。
きのう28日(日)朝の旭岳の様子です。
現地の方に伺ったところ、ロープウェイのあたりで見ごろになっていて、標高およそ1100メートルの温泉街のあたりまで紅葉が下りてきているそうです。
紅葉の早さは例年通り。「このまま穏やかで気温が高ければ、10月に入っても見ごろが続きそう」とのことでした。そして、こちらでも紅葉が始まりましたよ。
これは、札幌大通公園の29日午後5時頃の様子です。少し黄色や赤になっています。
ここだけ寒暖差が大きいのか、原因は不明ですが、毎年他の場所より早く色づきます。この木を見にアキさんとナツさんもやってきました。
ナツさん、まだいるんですね。9月も終わるというのに…ということで、今週も季節は足踏み状態が続きます。
10月に入っても季節足踏み
あさってから10月ですが、季節は足踏みです。
ナツさんは「あと1週間お邪魔します」と言ってます。
今後の札幌の予想気温です。最高、最低とも平年より高く、10月に入っても木曜、土曜と25度の夏日になりそうです。
ただ、来週月曜は20度で、来週は日ごとに秋が深まっていきそうです。夏服は少しずつ仕舞うようにしましょう。
この時期にまだ半袖が活躍すること自体、ちょっと異常ですが、衣替えを進めていきましょう。
30日(火)の天気と気温
函館山では観光客がたくさんいます。
函館のきょう29日(月)の最高気温は9月上旬並みの24.3度でした。あす30日(火)もこの時期としては暖かく、さらに朝から日差しにも恵まれます。
あす30日(火)の天気と気温です。
穏やかな秋晴れで、あすは「にわか雨」もないでしょう。ただ、晴れる朝は冷えて、旭川で7度などけさより5度前後低くなります。
日中はきょう29日(月)と同じかオホーツク海側で低くなるでしょう。
根室花咲です。暗くなってきましたが、路面が濡れています。
大気の状態が不安定になっています。道東や内陸では今夜9時頃まで、にわか雨がありそうです。
あす30日(火)の時間ごとの天気。道央・道南からです。
カラッと晴れて洗濯日和です。朝の気温は倶知安で9度など冷えますが、日中は20度を超え、札幌は24度。日ざしが暑く感じるでしょう。
道北・空知です。
各地で晴れて、大雪山系の紅葉も青空によく映えそうです。最低気温は内陸で一ケタですが、日中は22度前後でしょう。服装選びに気を付けて下さい。
道東・オホーツク海側です。
オホーツク海側の海岸部で早朝は霧のかかる可能性がありますが、日中は秋晴れです。気になる方は紫外線対策も必要です。
30日(火)からの週間天気予報
紋別では今夜からあす30日(火)朝もオホーツク海から湿った空気が流れ込み、雲が広がります。きょう29日(月)は24.5度まで気温が上がりましたが、あすは北風で18度と日中でも涼しくなりそうです。
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
日の差す日が多いでしょう。木曜は稚内方面でにわか雨の可能性があります。気温は高めですが、オホーツク海側では日ごとの寒暖差が大きくなりそうです。
つづいて、太平洋側です。
10月1日の水曜は雲に覆われ、日高地方など一部で雷雨となるおそれがあります。木曜から土曜は晴れ間が出ます。気温は今週いっぱい高めで、日中は22度前後と過ごしやすいでしょう。
30日(火)の札幌の朝昼晩の天気
あす30日(火)の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
もんすけは昼間、ベンチで気持ち良さそうにしています。
9月最終日は穏やかな秋晴れ。気温は20度を超え、過ごしやすいでしょう。あす30日(火)の日の入りは午後5時18分、車は早めのライト点灯を心がけましょう。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
月~金曜日に翌日からの天気予報をお伝えしているほか、暮らしに役立つお天気コラム記事もお届けしています。
※29日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU