濃厚“食べる鶏白湯スープ”はまるでカルボナーラ! さっぱりレモンラーメンも【濃厚鶏白湯拉麺いし田】人気急上昇の高岡ラーメン新店
富山県高岡市のまちなかに2025年7月にオープンしたラーメン店「濃厚鶏白湯拉麺いし田」。国道156号とえんじゅ通りが出会う片原町の交差点の角、万葉線の坂下町電停の目の前にあります。
歩道を覆うアーケードが続く商店街、大きく書かれた「いし田」の看板と白い暖簾が目立ちます。
本店がお目見えしたばかりですが、9月には富山市のSOGAWA BASEに2号店となる総曲輪店がオープンし、連日の盛況ぶり。
人気急上昇中のラーメン店です。
どろっと濃厚な“食べるスープ” 「濃厚鶏白湯拉麺」
店名の頭に濃厚鶏白湯拉麺を掲げる「いし田」、文字通りの看板メニュー「拉麺」は濃厚な鶏白湯のスープが自慢のラーメンです。
あっさり中華そば、こってりとんこつ、魚介など、さまざまなジャンルがあるラーメンですが、近年流行のトレンドのひとつとも言えるのが、鶏白湯。鶏ガラや鶏肉を香味野菜などと一緒に長時間かけて強火で煮込み、脂肪分と水分を乳化させることで作る白濁したクリーミーなスープです。
乳化によってどろっとした粘度と濃厚な口当たりが特徴のスープで、「いし田」のものも鶏の旨みがぎゅっと凝縮された味わい。飲むというよりも“食べるスープ”といった感じで麺にしっかりと絡めながら食べ進めます。
麺は細めのストレート。濃厚なスープによく合うように、すこし硬めに茹でているのだとか。
麺でクリーミーな鶏白湯スープを絡めとるようにすくいながら食べると、鶏や小麦、野菜の旨みが混ざり合った濃厚な味が口いっぱいに広がります。
オススメ味変はオリーブオイルでカルボナーラ風に
卓上にはさまざまな調味料が並んでいます。
最初から自分好みに加えても、途中で味変してもOK。
店のオススメは、オリーブオイルとブラックペッパーです。
濃厚な鶏白湯がカルボナーラのような味わいなって、一気に洋風に。
ブラックペッパーを少し多めに入れると、パンチが効いてまったりとしたスープにキレが加わり、さらにおいしく感じられます。
鶏チャーシューたっぷりの鶏めしとセットが人気
この鶏白湯ラーメンとセットで頼まれるのが、鶏めしのセット。
鶏めしは、ラーメン用のものとは別に、ごはんに合うように仕込んだ鶏チャーシューを使用するというこだわりよう。やわらかさ、旨みを極限まで引き出すように手間暇を惜しまず丁寧に作っているのだそう。
そして中央で目を引く赤みの強い卵黄は、青森県産の「十六代真っ赤卵」というブランド卵。こちらも濃厚でコクがあります。
卵黄を崩して、ラーメンの濃厚スープを垂らすと、鶏の旨味の相乗効果でおいしさが爆上がりします。
濃厚な鶏白湯がさらに進化! 新メニューも
酸味でさわやかに 「レモンラーメン」
そんな「いし田」のラインナップに2025年9月から、新しいラーメンが加わりました。
それが、「レモンラーメン」です。
実は、オープン当初から店名にメニュー名だけが掲示されていましたが、実際に提供はされていなかったんだそう。試行錯誤の結果、ようやく納得できる仕上がりになったため、満を持してこの9月から販売開始となりました。
ベースになっているのは、濃厚鶏白湯拉麺。
表面にはたっぷりとスライスレモンがのっていて、ビジュアルのインパクトはかなり強めです。
レモンによって濃厚な鶏白湯に酸味がプラスされ、クリーミーな味わいにさっぱりとシャープな印象が加わります。
生絞りレモンがついているので、たっぷりの果汁で“追いレモン”すると、さらに酸味が際立ってさわやかになりますよ。
鶏チャーシューとたまごの濃厚な旨み「まぜそば」
さらに、もうひとつ新メニューが登場。「まぜそば」です。
鶏チャーシュー、海苔、ネギ、バター、マヨネーズ、刻み玉ねぎ、たまごがトッピングされていて、鶏白湯とはまた違った濃厚な味を楽しむことができます。
よく混ぜ合わせることで鶏チャーシューの旨み、たまごとバターのコクが麺に絡み、アクセントの玉ねぎや海苔が味に奥行きをプラスしてくれます。
「いし田」は金・土曜と祝日の前日は深夜2時まで営業しています。お酒を飲んだあとの締めにも…ちょっと罪悪感は残りますが、極上の味を楽しめそうです。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2025年9月22日放送
記事編集:nan-nan編集部
【濃厚鶏白湯拉麺いし田】
住所 富山県高岡市片原中島町158
営業時間 日~木曜 11:00~24:00
金・土曜、祝前日 11:00~26:00
定休日 水曜