来週(3月31日~) 日本のテレビで観られる「ハイブリッド・ロマンス」韓国ドラマ5選
韓国ドラマのロマンスものといえば、ファンが多いジャンルの1つ。
日本で韓ドラが支持されはじめるようになった2000年代序盤は、どちらかといえばドロ沼系とホームドラマ要素が混じった雰囲気の作品が目立っていましたが、その後形態を微妙に変えながら進化してきましたよね。
ファンタジーや時代劇と組み合わせられるのは、もはや定番ともいえる雰囲気。一見共存できそうにない、ホラーやミステリー、サスペンスなどと融合することも。
ただのロマンスよりも、さらに物語に深みが出て、ラブストーリー自体も盛り上がるなど、いいことずくめ。ジャンルをミックスした作品は、独特の面白さをプレゼントしてくれます。
そこで本記事では、そんなハイブリッド・ロマンス作品を5つご紹介! 来週から日本のテレビで観ることのできるラインナップです
(図)Danmee 日本の韓国ドラマファンが厳選!爽やか韓流代表 パク・ボゴム出演ドラマトップ3
ホテルデルーナ~月明かりの恋人~ (tvN/2019)
『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』は、ファンタジーとロマンスの調和が、視聴者をときめかせてくれる作品。『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(tvN/2016)のように、生と死についても、そっとメッセージを投げかけてくるから驚きです。
IU扮する1300年以上にもわたってホテルの女主人を務めるマンウォルと、ヨ・ジング演じる総支配人の間に、常に横たわる生と死という問題‥。恋物語をより切なくする展開が、フィクションだと分かっていても泣かせにきます。
●日本初回放送情報:KNTV/2025年4月2日(水)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
コッソンビ 二花院の秘密 (SBS/2023)
『コッソンビ 二花院の秘密』は、ミステリーと時代劇を掛け合わせた作品。シン・イェウン、リョウン、カン・フンという若手が主演を務めており、一見ライトな仕上がりになっているかなぁ~と思われがちですが、侮るなかれ!
観やすいのに考察要素も入っていて、思わず大人の韓ドラファンも唸ってしまう展開が魅力です。あなたは、制作者側の仕掛けた罠にひっかかることなく、完走できるでしょうか。お試しあれ~。
●日本初回放送情報:テレビ東京/2025年4月4日(金)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
赤い袖先 (MBC/2021)
『赤い袖先』は、ロマンス時代劇の決定版ともいえる作品。史劇とラブストーリーの組み合わせが、いかに相乗効果を生み出すのか証明してくれたといっても言い過ぎではない名作の1つで多くの人に愛されています。
これに大きく貢献したのが、朝鮮第22代国王イ・サンに扮したイ・ジュノと、その相手役で宮女に扮したイ・セヨン。史劇ならではの身分格差の恋を珠玉のラブストーリーに仕上げ、多くのドラマファンを虜にしました。特にイ・ジュノの色気がダダ洩れなので、心のご準備を!
●日本初回放送情報:サンテレビ/2025年4月1日(火)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
シークレット・ガーデン (SBS/2010)
『シークレット・ガーデン』は、ファンタジーとラブコメをミックスし、放送当時、斬新と言われた作品。オレ様御曹司と普通の女性の魂が入れ替わる設定の物語です。
その過程でコメディー要素まで盛り込まれ、ヒョンビンとハ・ジウォンの安定感抜群の演技で、気づいたらあっという間に最終話。多くの視聴者が胸キュンした名場面も数多くあり、ツンデレ御曹司キャラの主人公にときめきっぱなし。気軽にラブストーリーを楽しみたいなら、おすすめです。
●日本初回放送情報:BS10/2025年3月31日(月)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
99億の女 (KBS/2019)
『99億の女』は、サスペンスとロマンスが同居するハラハラとドキドキが止まらない作品。あなたらなら、突然99億ウォン(約9億9千万円)を手に入れたらどうしますか?普通の主婦が大金を手にしたあと、持ち主や周囲を騙しながら生きていく姿を描いています。
お金によって道徳観が崩壊してしまう人間の心理を取り上げながら、友情や夫婦間の愛を盛り込み、刻々と変化する心中が手に取るように伝わってくるだけに、なんとも妙な感覚に陥る物語。エンターテインメント性を感じさせながらも、人間の本質にもグッと迫ってきます。
●日本初回放送情報:WOWOW/2025年4月1日(火)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
(ライター/西谷瀬里)