ボーイスカウト多摩第3団 発団50周年を祝う パルテノン多摩で式典
多摩市を拠点に活動するボーイスカウト東京連盟多摩第3団は5月3日、発団50周年を記念する式典をパルテノン多摩小ホールで行った。
多摩センター駅周辺の施設や公園などで活動する多摩第3団は1975年10月19日に発団。現在は小学1年から26歳までの約50人が加盟し、年代別に5つの隊に分かれ活動している。
記念式典には現役のメンバーや保護者などの関係者のほか、阿部裕行市長やOBなど約110人が出席した。多摩第3団の長谷川洋団委員長は「これからも『備えよ常に』を胸に、子どもたちと共に歩み、地域に根ざした活動を続けて参りたいと思います」とあいさつした。また、阿部市長は「これから先も、多摩ニュータウンにお住まいになっているみなさんの良きリーダーとして、様々な課題を乗り越える力と勇気、未来への希望を持って前に進んでいただきたい」などと話していた。
その後は、子どもたちが主役となり、多摩第3団の歩みを振り返る資料映像の紹介やオリジナルソングの披露、ゲームなどを行い、会場を盛り上げた。団委員の湯浅幹子さんは「ローバー隊のスカウトたちが式の準備や進行を行い、後輩スカウトを優しくリードして盛り上げてくれたことを大変うれしく、誇りに感じています。彼らの姿に憧れて後輩スカウトが後に続いていくことが、多摩第3団の未来を作っていく式典になったのでは」と振り返った。
こどもまつりに参加
多摩第3団は式典のあった3日から5日まで多摩センターや多摩中央公園で行われた「ガーデンシティ多摩センターこどもまつり2025」にも参加した。
リニューアルオープンした多摩中央公園では6年ぶりにモンキーブリッジを設置し、来場者を楽しませた。
また、子どもたちが作ったオリジナルの募金箱を持って募金活動を行うなど、こどもまつりを盛り上げた。
阿部市長は「リニューアルした多摩中央公園のこどもまつりのにぎわいに多摩第3団のモンキーブリッジが花を添えてくれた」と賛辞を送った。