「農業と畜産の祭典」盛況 等々力緑地に多くの人出
川崎市内の農業と畜産の魅力を発信するイベントが5月18日、等々力緑地で開催された。主催はJAセレサ川崎と川崎市からなる、かわさき農業フェスタ実行委員会。
半世紀にわたり親しまれてきた「花と緑の市民フェア」が体験型イベント「かわさき農業フェスタ」に生まれ変わった。会場には多くの親子の姿が見られ、市内産の農産物「かわさきそだち」の販売や収穫体験、イチゴ釣りなどを楽しむ子どもたちの歓声が聞かれた。同時開催された「川崎市畜産まつり」では、羊の毛刈り体験やポニーの乗馬、搾乳疑似体験などが行われた。
JAの担当者は「組合員と一体となって川崎の農業の魅力を発信できた。地域の皆さまに川崎の農業を身近な存在として感じていただき、私たちの活動が未来の農業を支える基盤となればうれしい」と話した。