4375人が新たな門出 成人の日に「はたちのつどい」
「2025年藤沢市はたちのつどい」が1月13日(月)、鵠沼東にある藤沢市民会館で行われる。市と(公財)市みらい創造財団、同実行委員会の共催。式典では国歌・市歌の斉唱や鈴木恒夫市長らが祝辞を述べるほか、その後の記念事業では学生と社会人9人の実行委員が華やかなステージを企画している。
2022年4月に成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたが、従来通り20歳を対象に翌年から催しの名称が「はたちのつどい」に変更され、3回目の開催となる。参加対象は04年4月2日から05年4月1日までに生まれた市内在住の4375人(昨年11月1日時点)。前回の参加者数は2485人で、参加率は56%だった。
20歳は増加傾向
市の年齢別人口(住民基本台帳による)によると、20歳の人口は過去10年4千人台で推移。15年は4072人だったが、16年に4263人、20年には4445人となり、直近の24年は4491人と増加傾向にある(いずれも12月1日時点)。
彼らが生まれた04年〜05年は、新潟県中越地方で震度7の地震や北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん・祐木子さん、地村保志さん・富貴恵さん、曽我ひとみさん家族の帰国、アテネ五輪で金メダル史上最多タイの16個を獲得、イチロー(鈴木一朗)選手が大リーグの年間最多安打記録を更新、当時の小泉純一郎首相が「改革の本丸」と位置付けた郵政民営化法の成立、愛知万博の開催などが話題になった。
また海外では、米大統領選でブッシュ氏が再選、EUが25カ国に拡大したほか、ロンドンなど世界各地でテロ発生、鳥インフルエンザが東南アジアや中国で猛威をふるうなど、暗いニュースが多い時期でもあった。