池子小5年生が、ずしし環境会議の出張授業の実験でエコを実感
逗子市立池子小学校(内田源一郎校長)で小学5年生を対象にした出前環境授業が行われた。
講師を務めたのは、ずしし環境会議・二酸化炭素削減部会のメンバー。
児童たちは初めに地球温暖化にまつわるVTRを見て、平均気温が上がり北極の氷が融けると、海水面が上昇し、洪水や高潮などの災害が起きやすくなることを学んだ。
その後の実験では手動の発電機を使い、電気を起こすことの大変さや、電球の種類による消費電力の違い、電気製品の消費電力の大きさと待機電力などについて体験をした。
授業を聞いた児童らは「ヘアドライヤーの消費電力の大きさにびっくりした。これからはしっかりタオルで髪の毛を拭こうと思う」「コンセントを抜かないと電力消費があることに驚いた。これからはきちんと抜くようにする」など、新たな発見をしたようだった。
同会議の内田孝さん(79)は「地球温暖化は大人が引き起こした問題です。今日学んだことを、家の人にも『温暖化について考えよう』と呼びかけてください」と児童らに訴えた。
同部会は地球温暖化の主たる原因の二酸化炭素削減を目的とし、各種イベントで省エネルギー化などの啓発活動に力を入れている。小学校中学校への出前授業は2006年から行っている。