【恐怖心展】あなたの「怖い」は何ですか?「行方不明展」チームが仕掛ける新たな恐怖体験
先の尖ったものに、ふと不安を覚える。 狭い場所にいると、息が詰まるような気がする。 誰かに見られているような、背筋の冷たい感覚。 これらは、私たちが日常で漠然と抱く「恐怖心」のかけらです。 2025年夏、この名状しがたい感情そのものと向き合う展覧会『恐怖心展』が開催されます。仕掛けるのは、東京・名古屋で10万人を動員した伝説の展覧会「行方不明展」を手掛けた、まさに“最恐”のクリエイター陣です。
「恐怖心」
あるもの・ことに対して、その人が生理的に感じる恐れや不安。
単なる命の危険や苦痛を伴うものだけでなく、
一見して恐怖の対象とは思えないものにも生じることがあります。
これらの恐怖は、時に説明のつかない不合理さを伴います。
恐怖心展では、「先端」「閉所」「視線」といった、
様々なものに対して抱く「恐怖心」をテーマに、展示を行います。
そこで展示される様々なものを通して、
あなたの恐怖心に向き合うきっかけになれば幸いです。
本展が次に我々に突きつけるテーマは、『恐怖心』。
2025年7月18日(金)より開催が決定した本展覧会は、私たち一人ひとりが心の奥底に抱える、名状しがたい「恐怖」そのものと対峙する体験となるでしょう。
史上最恐の布陣。クリエイターから読み解く「恐怖心展」の深淵
今回の『恐怖心展』を理解する上で欠かせないのが、この強力すぎるクリエイター陣です。
ネットの深淵から生まれた怪異:ホラー作家・梨
怪談作家。幼少期に『八尺様』を目にし、ネット怪談に目覚める。2021年にnoteで発表した『瘤談』が話題に。2022年には漫画『コワい話は≠くだけで。』の原作を担当し、初著『かわいそ笑』を刊行。各分野で活躍中。
<『恐怖心展』にあたってのコメント>
「恐らく人間は、何かの片手間に怖がる、ということはできません」
「例えば、笑いながら泣くことはあるでしょうが、そういう喜怒哀楽に対して、恐怖は独立しています」
─『お前の死因にとびきりの恐怖を』(イースト・プレス)
“体験する恐怖”のプロフェッショナル:頓花聖太郎(株式会社闇)
ホラー×テクノロジー「ホラテク」で、新しい恐怖体験をつくりだすホラーカンパニー「株式会社闇」の代表。「怖いは楽しい」で"世界中の好奇心を満たす" をミッションとして、お化け屋敷など様々な場所でホラーをプロデュースする。彼の手にかかれば、恐怖はもはや「見る」ものではなく、「体験する」ものへと変わります。空間演出、音響、五感を刺激するギミック…。「行方不明展」でも発揮されたその手腕が、今回は「恐怖心」という内面的なテーマとどう結びつくのか、期待が高まります。
<『恐怖心展』にあたってのコメント>
恐怖というテーマと向き合い続けて、はや10年になります。
この間に分かったのは、恐怖の本質はその対象そのものよりも、
それを感じ取る私たち自身の「心」の中にある、ということでした。
人は何を恐れるのか。その恐れをどのように感じるのか。
そこには個人個人の生き方や経験が深く刻まれています。
今回の「恐怖心展」では、無数の「恐怖心」を物語にし、展示というかたちで再現しました。
その多様な心のありようを追体験することが、
この10年の問いの、ひとつの答えになると考えています
現実を侵食する映像の魔術師:大森時生(テレビ東京)
1995年生まれ。2019年にテレビ東京へ入社。『Aマッソのがんばれ奥様ッソ!』『このテープもってないですか?』『SIX HACK』「祓除」「イシナガキクエを探しています(TXQ FICTION)」「飯沼一家に謝罪します(TXQ FICTION)」を担当。Aマッソライブ『滑稽』でも企画・演出を務めた。2023年「世界を変える30歳未満 Forbes JAPAN 30 UNDER 30」に選出された。フェイクドキュメンタリー(モキュメンタリー)の手法で、視聴者を現実と虚構の境界線で混乱の渦に叩き込んできたテレビ東京のプロデューサー。彼の作品は、「これは本物かもしれない」という疑念を植え付け、メディアそのものへの信頼を揺るがします。本展にある「※展示物の一部はフィクションです」という一文は、まさに大森氏の仕掛ける罠の入り口と言えるかもしれません。
<『恐怖心展』にあたってのコメント>
恐怖心に向き合うことは、自分と向き合うことです。
彼らが今回テーマに据えたのは「恐怖心」。それは、喜び、怒り、哀しみ、楽しさ、そのどれにも属さない、独立した感情だと定義されています。
「恐怖心に向き合うことは、自分と向き合うことです」と、企画者の一人である大森時生氏は語ります。本展は、お化け屋敷のように外から来る恐怖ではなく、あなた自身の内側にある恐怖の源泉を探る旅となるでしょう。
「恐怖心展」とは?
恐怖心展は「恐怖心」に関する展覧会です。
恐怖心は喜怒哀楽のいずれの感情にも属しません。
※展示物の一部はフィクションです
『恐怖心展』では、「先端」「閉所」「視線」といった、多くの人が生理的に抱く恐れや不安がテーマとして展示されます。
なぜ私たちは、それを怖いと感じるのか。
時に説明のつかない、不合理でさえあるその感情。
展示される様々なものを通して、あなたは自分でも知らなかった“恐怖の引き金”に気づくかもしれません。
さらに、本展の紹介として「※展示物の一部はフィクションです」という、不穏な一文が添えられています。どこまでが作り物で、どこからが現実なのか。その境界線は、会場の闇に溶けていくことでしょう。
精神科医・池内龍太郎氏が医学監修として参加している点も、この展覧会が単なるエンターテインメントに留まらない、人間の心理に深く踏み込んだ試みであることを示しています。
チケット情報(ローチケ)
チケットは2025年6月23日(月)17時より、ローチケにて販売開始です。
料金:2,300円(税込) ※小学生以上は有料
券種:期間有効券と日時指定券の2種
日時指定券:下記日程における時間指定チケット(90分単位)
<対象日>
7月19日(土)、7月20日(日)、7月21日(月・祝)、7月26日(土)、7月27日(日)
8月2日(土)、8月3日(日)、8月9日(土)、8月10日(日)、8月11日(月・祝)
<お盆期間>
8月12日(火)、8月13日(水)、8月14日(木)、8月15日(金)
8月16日(土)、8月17日(日)、8月23日(土)、8月24日(日)、8月30日(土)、8月31日(日)
<時間帯>※上記日程において下記の時間帯を選択いただきます。
①11:00~12:30 ②12:30~14:00 ③14:00~15:30
④15:30~17:00 ⑤17:00~18:30 ⑥18:30~20:00
※混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※会場前での待機はご遠慮いただいております。
期間有効券:上記日時指定券の対象日以外の日程で期間内入場可能
時間指定もございませんので、営業時間内の任意のお時間で入場いただけます。
ローチケ
引用元:販売ページ
展覧会概要
タイトル:『恐怖心展』
日程:2025年7月18日(金)〜2025年8月31日(日)
営業時間:11:00〜20:00 (最終入場は閉館30分前まで) ※イベントの体験所要時間は約90分
料金:2,300円(税込) ※小学生以上は有料
会場:BEAMギャラリー(東京都渋谷区宇田川町31-2 渋谷BEAM 4F) ※「渋谷駅」徒歩5分
主催:株式会社闇/株式会社テレビ東京/株式会社ローソンエンタテインメント
会場協力:東急不動産株式会社
企画:梨、株式会社闇、大森時生(テレビ東京)
医学監修:池内龍太郎(精神科医)
あなたは、自分の「恐怖心」と向き合う覚悟がありますか?
大森氏はコメントでこう述べています。「恐怖心に向き合うことは、自分と向き合うことです」と。
『恐怖心展』は、あなたの知らないあなた自身の一面を映し出す鏡のような展覧会になるのかもしれません。展示物を前にしたとき、あなたは一体何を感じ、何を思うのでしょうか。
2025年、夏。渋谷のギャラリーが、日本で最も知的で、最も陰湿な恐怖の実験室と化します。この夏、忘れられない体験を求めるすべての挑戦者をお待ちしています。
▶『恐怖心展』公式サイト
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PR TIMES
引用元:来場者10万人を記録した「行方不明展」を手掛けたホラー作家 梨×株式会社 闇×テレビ東京 大森時生による『恐怖心展』2025年7月18日(金)〜 開催決定。