【検証】ぎょうざの満洲は本当に「3割うまい」のか? あのマスコットキャラになって食べてみた結果 → 衝撃の事実が明らかに
埼玉県発祥の中華料理チェーン「ぎょうざの満洲」といったら有名なのがあのキャッチコピーである。そう……
3割うまい!!
しかし、私(あひるねこ)は常々思っていた。本当に3割うまいのかと──。そこで今回は「満洲」のマスコットキャラクター・ランちゃんになって餃子を食べ、実際のところ何割うまいのか検証してみることに!
・3割の意味
そもそも「3割うまい!!」とは何なのだろうか。「満洲」の公式サイトによると、これには2つの意味があるらしい。
・「うまい・安い・元気!」でうまさ3割増し
・原材料費3割、人件費3割、諸経費3割でバランスの良い経営をする
まさか企業としての経営理念まで表現されているとは思わなかった。「3割うまい!!」って、実は深い言葉だったんだなぁ。
ちなみに、ランちゃんは幼少期の池野谷ひろみ社長がモデルになっている。ラーメンの「ラ」と、チャーハンの「ン」でランちゃんである。覚えておくように。
・ランちゃんになりたい
検証の舞台は、群馬県沼田市にある「ぎょうざの満洲」が運営する温泉旅館『東明館』だ。ランちゃんになるのは当然私……ではなく、アホの上司でおなじみYoshioである!
なんでもランちゃんになるのが夢だったらしく(どんな夢だ)、そこまで言うならと譲ってやることに。Yoshioよ、お前にランちゃんとして生きる覚悟はあるのか!?
自前の衣装に身を包み……
コック帽に何やら細工をするYoshio。ランちゃんのお団子頭を再現しようとしているのだろうか? その表情はいつになく真剣そのもの。
最後にピンクのラインを入れたら……
ランちゃん……か!? いやランちゃんだ!
・検証開始
この時、我々のテーブルでは「3割うまい検証」とは別に、当サイトの名物企画「10万円食べるもんズ」も同時進行しており、Yoshio……もとい、ランちゃんのテンションも極限までブチ上がっていた。
さあ、まずはビールで乾杯だ!
もちろん3割うまい!!
メニューを熟読。頼むのはもちろん餃子……
と見せかけてのメンマ……!
餃子の前にまずはメンマで軽くウォーミングアップを図る。大人としての余裕を見せていくスタイル。まあ、ランちゃんは11歳設定らしいが。
とそこへ! ついに餃子が到着!!
3割うまい!!
・常識を疑え
しかし、本当に3割うまいのか? 実際は1~2割という可能性もないか? こればかりはAIにも分からない。生身の人間が、自分自身の体験から導き出さなければならないのだ!
果たしてランちゃんの選択は!?
「ぎょうざの満洲」は何割うまいんだ!?
え……? 3割……?
と、見せかけて……!
9割!
9分!!
9厘うまいィィィィイイイ!!!
・結論
検証の結果、「ぎょうざの満洲」は3割ではなく、9割9分9厘うまいことが分かった。
これにより「満州」は、自社の製品について深刻な過小報告を行なっていたことが明らかに。ぜひとも早急な対応をお願いしたいところだ。
個人的にも「満州」の餃子を食べるたびに「3割どころじゃなくね?」と思っていたので、今回の検証結果には納得しかない。
「あれでしょ? 3割うまい店でしょ?」などと軽率に言ってくる輩がいたら、皆さんも「いや、3割うまいじゃないから! 9割9分9厘うまいだから!!」と訂正してさしあげましょうね。我らが「ぎょうざの満洲」に栄光あれ!
・今回ご紹介した施設の詳細データ
店名 ぎょうざの満洲 東明館
住所 群馬県沼田市利根町大楊1519−2
時間 11:30~21:00(館内レストラン ぎょうざの満洲)
取材協力:ぎょうざの満洲 東明館
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.