【藤沢市】闘志むき出し 新日本プロレス・棚橋選手 藤沢ラストマッチに熱視線 来年1月引退へ
新日本プロレスの藤沢大会が11月22日、藤和市鵠沼東の秩父宮記念体育館で開かれた。新日本プロレスリング(株)の社長で、来年1月に東京ドームでの試合を最後に引退する看板選手でもある棚橋弘至選手。藤沢ではラストマッチだったこともあり、1542人のファンらが集まった。
同社の地域貢献活動の一環で、藤沢市愛の輪福祉基金チャリティー大会と位置づけられた大会。冒頭、市内の福祉施設に観戦チケットを寄贈した(株)メディケアーの後藤康太社長と、大会の売り上げの一部を市に寄付した新日本プロレスを代表して辻陽太選手がリングに上がり、鈴木恒夫市長から感謝状が贈られた。
セミファイナルに出場した棚橋選手は、闘志むき出しの戦いで会場を盛り上げた。デビュー当時から棚橋選手のファンという市内在住の50代女性は「きょうもかっこ良かった。地元で戦う姿が見られなくなるのは寂しいけれど、引退するまで応援したい」と笑顔で語った。