たこ焼き粉がなくても大丈夫!小麦粉から作るたこ焼きのおいしいレシピ
たこ焼き粉がなくてもたこ焼きは作れる!
たこ焼き粉がなくても、小麦粉とだし汁、卵があればおいしいたこ焼きは作れます。
身近な材料を使い、表面はカリッと中はふわとろの絶品たこ焼きを作りましょう。生地そのものがおいしく、ソースなしでもおいしく食べられますよ。
たこ焼きの粉と小麦粉の違いは
メーカーによって差はありますが、一般的なたこ焼き粉には小麦粉のほかに、かつおぶしや昆布、山芋やベーキングパウダーなど、旨味や食感を良くするための材料が入っています。そのため、たこ焼き粉を使うとふんわりとろとろの食感に仕上がりやすいのが特徴です。
小麦粉のみでたこ焼きを作ると旨味が少なく、生地が詰まって固めのたこ焼きになりますが、身近な材料を加えると風味豊かでとろとろのたこ焼きが作れますよ。
「小麦粉」を使うたこ焼きの簡単レシピ
調理時間:30分
小麦粉で作るたこ焼きのレシピです。小麦粉と卵、だし汁で作るシンプルな生地は、しょうゆと塩でコクと塩気を、砂糖で旨味を足すのがポイント。
だしの風味が活きるため、濃いめにだしをとるか、だしパックを使う場合はパックを破ってだし粉ごと使うのがおすすめです。
だし汁の10%を牛乳に置き換えてコクを出す、山芋のすりおろしを30g程度入れてよりとろとろ食感にする、などアレンジもお楽しみください。
材料(約32個分)
生地
薄力粉:150g
卵:2個
だし汁:600c
ベーキングパウダー:小さじ1杯
塩:小さじ1/4杯
しょうゆ:小さじ1杯
砂糖:小さじ1杯
ゆでだこ:80~100g
小口ねぎ:約20g
天かす:約40g
紅しょうが:約20g
サラダ油:大さじ4~5杯
お好みのトッピング(ソース、マヨネーズ、青のり、かつおぶし):適量
下ごしらえ
・ゆでだこを32個に切り分ける
・天かす、小口ねぎ、紅しょうがを混ぜておく
作り方
卵とだし汁を混ぜる
卵を溶きほぐし、だし汁を加えて混ぜます。
粉類をに少量ずつ加える
薄力粉とベーキングパウダーをボウルに入れて泡だて器で混ぜ、1を3~4回に分けて加え、よく混ぜます。少量ずつ加えて混ぜることでダマができにくく、なめらかな生地になります。
たこ焼き器を熱してサラダ油をなじませる
たこ焼き器にサラダ油を大さじ1杯ほどなじませます。専用の油引きがなければ、キッチンペーパーを小さく切って箸で挟み、サラダ油を含ませてたこ焼き器に塗ります。
生地とゆでだこを入れる
たこ焼き器が温まったら生地を6~7分目まで入れ、ゆでだこをひと切れずつ入れます。火加減は中火か200℃が目安です。
具材を散らす
混ぜておいた具材(天かす、小口ねぎ、紅しょうが)を全体に散らします。たこ焼き器の穴ひとつずつに入れる必要はありません。
生地をたっぷり入れる
たこ焼き器の縁ギリギリまで生地を流し入れます。たっぷり入れるときれいな球体のたこ焼きが作れます。生地に火が入ると固まってこぼれなくなるため、心配せず豪快に生地を入れるのがポイントです。
生地を格子状に切り分ける
たこ焼き器の穴からあふれている生地が固まりはじめたら、竹串や返しでなぞって格子状に切り分けます。
生地を少しずつ回転させる
あふれている生地を穴に押し込み、穴の縁を竹串や返しでなぞるように生地を90度ほど回転させます。生地表面がきれいに焼き固まっていなくても問題ありません。
回転させながら形を整える
たこ焼き器全体の生地を返したら、すぐにまた90度ほど回転させます。生地が完全に固まる前に返すときれいな形になります。飛び出ている生地や具材があれば穴に押し込みます。
サラダ油を垂らして返す
形が整ったら、サラダ油大さじ1/2~1杯をスプーンに入れ、たこ焼きの表面に垂らしながらなでるように薄く塗ります。サラダ油を塗った面が下になるように返します。裏面も同様にサラダ油を塗って返します。
表面がカリッとこんがり色づくまで焼く
全体にサラダ油がなじむようにときどき返しながら焼き、全体がカリッと固まったら完成です。お好みのトッピングをしてください。
小麦粉を使うたこ焼きを成功させるポイント
粉類と液体は少量ずつ混ぜてダマができるのを防ぐ
ベーキングパウダーを入れてふんわり空気を含ませる
生地が焼き固まる前に返しながら形をととのえる
たこ焼きの表面にサラダ油を塗りながら焼いて表面をカリッと仕上げる
小麦粉でたこ焼きを焼いてみよう!
小麦粉でおいしいたこ焼きが焼けるようになれば、たこ焼き粉をわざわざ用意する必要がなくなります。風味豊かでカリッと香ばしいたこ焼きは、家族や友人にもよろこばれること間違いなし。ぜひおいしいだし汁を用意して焼いてみてください。
ライター:きく