お香とジェラードで和モダンなライフスタイルを実感 お香の町・淡路市多賀に新オープンした雑貨店「にいど」に行ってきました 淡路市
淡路市多賀の伊弉諾神宮に程近い場所に、お香を中心としたライフスタイルを提案するお店「にいど」が、3月7日にオープンしました。
同店がある淡路市旧一宮町地域は、古くから線香の製造が盛んな場所で、現在も日本全国生産量の約7割が、この地域で製造されています。
同店を経営するデザイン事務所「フレアデザイン」代表の平川ゆきさんは、淡路島のお香の良さを多くの人に知ってもらいたいとの想いから、鉄工所だった建物をフルリノベーション。街並みに調和した、モダンで暖かな印象の同店を誕生させました。
お店の真ん中に据えられた「お香のセレクトバー」では、同店オリジナル『にいどのお香』15種類の香りを、実際に嗅いで確かめることができます。
同製品はスティック香(長)は5本から、渦巻き型は1個からと、小さな単位での購入が可能です。
もちろん大きな単位も用意。シックなパッケージに入った同製品は、ギフトにも最適です。
同店では、お香のある暮らしに寄り添う生活雑貨も取り扱っています。すべて淡路島内外の工芸作家によるもので、同店がプロデュースから携わった作品や一点物も多数あります。
同店のもうひとつのお楽しみは「和ジェラード」!お店の外側に併設されたショップで、約10種類の和風ジェラードと多彩なドリンク類を販売しています。テイクアウトの他、2テーブルあるテラス席でも楽しめます。
記者はまず『玉ねぎ』と『甘酒』のダブルカップを実食。『玉ねぎ』ジェラードは、「淡路島の極味玉ねぎ®︎」というブランド玉ねぎを使用。玉ねぎの意外にもフルーティーな風味と甘みが不思議な感覚です。トッピングされた玉ねぎのキャラメリゼが味のアクセントに。
島内の有名味噌店の麹甘酒で作られた『甘酒』は、まろやかな甘さの中にほんのりと口に残る麹の風味が優しいお味です。
ビジュアルがとにかく可愛い『最中ジェラード』!中にはお好みのジェラード1種類が入りますが、お薦めは『抹茶』。もちもちの求肥や甘納豆等がトッピングされます。
大胆にガバリと挟み合わせてかじると、抹茶の豊かな風味と多様な甘さが最中の香ばしさにマッチして、何とも言えず幸せな気分です。
ちなみに、同店が取り扱う雑貨やジェラードの種類は、季節に合わせてラインアップしていくとのこと。1年間いつ訪れても、新しい発見が期待できます。
「今後は、工芸作家の展示会や香りを体験するワークショップ等を開催するなど、さらに充実させたい」とオーナーは話します。
店内で、ほのかなお香の匂いや洗練された雑貨にゆったりと心を傾ければ、自分の望む暮らしのカタチが見えて来る、そんなステキな雰囲気を持ったお店です。
場所
にいど
(淡路市多賀994-1)
営業時間
10:00〜17:00(季節により変動)
定休日
水曜日(春休み・GW・夏休み等は営業予定)
問い合わせ
営業時間内のDMにて対応