×NG:長い距離を走りこんで、下半身を強くしよう!【そのコーチの教え、本当に正しいの? 少年野球 ワンランク上の選手になるための新常識52】
走る体力と投げる体力は違うので、やみくもに長い距離を走ればよいというわけではないので気をつけたい。
先発完投するような投手であれば球数も投げるので持久的な体力要素も必要で、ボールをリリースする時の下半身は瞬発的な体力要素も必要になる。
それを強化するためには短い距離をダッシュすることで瞬発力を高めつつ、それを繰り返すことで持久力をつけていくような複合的な走り方が有効である。
成長期の小学生には、ウエイトトレーニングやマシントレーニングなどの重量物を扱うものはオススメできない。自分の体重を使うようなトレーニングやエクササイズなどを補助的に行い、下半身を強化しよう。
長い距離の場合は、ゆっくりしたペースで、血流を良くして疲労回復や筋肉をほぐすことを目的に走るのがオススメである。