比々多神社で神幸祭 神輿渡御など盛大に
三之宮比々多神社(永井武義宮司)の神幸祭が4月26日、神社と周辺で執り行われた=写真。
白鳳4(672)年に端を発する年に一度の例祭。昨年に続き例祭式や動座祭、神幸祭を日程を分けて開催された。
26日の神幸祭では地元青年らによる神輿渡御が行われ、神輿を担ぐ「イヤートーサッセ」の勇ましい掛け声が、神社周辺に響き渡り、三基のカラクリ人形山車の巡幸も行われた。
境内の神楽殿では、相模里神楽垣澤社中による「里神楽」が奉納され、訪れた観光客らを魅了したほか、境内にはたくさんの露店も出店し、祭りに花を添えていた。永井宮司は「昨年に続き式典と神賑行事が別日となり、周知が足りない部分はあったが、氏子地域の皆様が積極的に声を掛けて祭りを運営する、そして楽しむという雰囲気が表れたとても良い一日になった」と話した。