300円&500円オンリー!海鮮を立ち飲みで楽しむ、安くてウマい店【福岡市・中央区】
薬院駅と平尾駅の中間にある「海鮮とおむすび」。炙りサバや生ウニ、ホタテの照り焼きなど豪華な具材を握るおにぎり専門店ですが、2024年10月、夜の時間帯が「立ち飲み屋 海鮮と酒場」として営業をスタート! 魚好き&酒好きにおすすめしたい、いいお店が誕生しました。
アクセスはいいけれど、大通りから少し離れた隠れ家的な場所にある「立ち飲み屋 海鮮と酒場」。白をベースにしたカジュアルな雰囲気の店内は、日中は着席スタイルですが、夜は立ち飲みスタイルに変身!6人用のカウンターと、その後ろには向かい合わせになる2人用のテーブルが2つあります。
驚きなのがメニューの価格帯です。300円と500円の、超リーズナブルな2価格のみという潔さ。300円はおつまみ系、500円は海鮮の刺身、焼き、揚げ、ご飯ものなどなど、海鮮のフードが充実しているんです。
店長の山口貴徳さんにお話を聞くと、「昼営業の『海鮮とおむすび』は、佐賀・唐津の漁師とおむすび師がコラボした店で、夜営業の『立ち飲み屋 海鮮と酒場』も唐津の魚を中心に、鮮度抜群の海鮮を味わってもらえます」とのこと。海鮮自慢の立ち飲みってちょっと珍しいですよね。
アルコールも基本500円オンリー。日本酒は「東一」「松浦一」など佐賀のものが3種あり、日によっては裏メニューもあるそう。ほかも、ライチのような香りの芋焼酎を使った「だいやめサワー」(500円)、「カップワイン」(500円)、「とうもろこしひげ茶ハイ」(500円)など、なんともそそるラインナップです。キャッシュオンなので、卓の上のカゴに現金をいれて注文しましょう。
まず頼んだのは名物の「おさかな天国 刺し盛り」(500円)。升に盛られたあふれんばかりのサーモン、タイ、ホタテ、そして上からたっぷりかけられたイクラに目を奪われます。このボリューム感で500円は破格!鮮度抜群の刺身をつまみたいときに、ぴったりのメニューです。
もう一つの名物「漁師が作る全力の干物」(500円)も、ぜひ頼んで欲しい一品。こちらもこの金額でこんなに立派な干物を?と驚かされます。唐津の漁師がつくるアジの干物は、脂がしっかりのっていて、しっとりほろっとほぐれる身が絶品。塩を効かせた、お酒がどんどん進む味わいです。
また「おつまみえびまよ」(300円)もおすすめ。一般的なエビマヨではなく、エビフライにマヨネーズとケチャップ、さらに練乳を加えたもので、ザクザク食感とあまじょっぱさのハーモニーがたまりません。
夜はおむすびの代わりに、お茶漬けを味わえます。シメには「タイの胡麻和え茶漬け」(500円)をお願いしました。ゴマの香ばしさとぷりぷりとしたタイ、出汁の味わいが一体となって、お腹も心もほっと落ち着きます。「炙り鮭茶漬け」(500円)、「梅ちりめん茶漬け」(500円)もありますよ。
フラッと立ち寄るのにぴったりの「海鮮と酒場」。まだあまり知られていない穴場なので、誰かを連れていくと喜ばれること間違いなしです。
立ち飲み屋 海鮮と酒場
福岡市中央区大宮1-7-21
18:00~OS23:00