【三山ひろしのさんさん歩】国境を越える人や物を検査して安心・安全を確保する「高知新港客船ターミナル」
今年は90隻もの客船が入港予定!高知新港へ
今回は高知市から南へ車で約40分のところにある、四国で唯一太平洋に面する港「高知新港」をお散歩する三山さんと川辺アナ。
豪華客船「ノルウェージャンスカイ」を背景に、浮かれ気分の二人…だが、今回のロケは客船ではなくその隣にある税関ターミナル。
一体この施設では何が行われているのだろうか?普段みなさんが足を踏み入れることのない施設へと潜入してみる。
客船から降りてきた観光客の方たちが立ち寄る税関ターミナルは、税関としての役割のほか、高知県の良さを知ってもらおうと県内各地の特産品が販売されるお土産ブースがある。
※税関:外国との間で物品が出入りする際に、その内容をチェックしたり、必要な税金(関税)を徴収したりする国の機関。空港や港などに設置されている。
高知税関の平川事務官に案内してもらいながら、施設を巡ってみよう!
税関職員は安全安心を確保するため、手荷物検査や関税の計算・徴収、パスポートなどの書類審査や通関業務など、多くの業務をこなしている。
さらには、海外から不正薬物が持ち込まれていないかなど、事件・事故が起こらないよう、水際で厳しく取り締まるお仕事を行っている。
そんな税関ターミナルには多くの観光客の方が!ということで、三山さんと川辺アナはインタビューに挑戦することに。
英語で会話することになるのだが、大丈夫だろうか?
短期留学の経験があるという川辺アナ、英会話の実力はいかに。
まさかのボディーランゲージ?苦戦する会話に助っ人登場!
観光客の方へインタビュー!ということで税関ターミナル内でアメリカから訪れた方に話しかける川辺アナ。
高知のおすすめスポットを紹介するために桂浜の龍馬像を教えてあげようとするが…
小声でRyoma'sと言いながら、奇妙な動きに。まさかのボディーランゲージで会話を進めた。
これでは伝わらない!と思った三山さんがすかさずフォローに入る。
三山さんは桂浜水族館をおすすめしようと、英語を披露するが…
なかなか単語が出てこない。なんとか捻り出して発した言葉は、「fish many many」。
英語での会話に大苦戦する二人!これではダメだということで、助っ人を呼んだ。
現れたのは、以前『三山ひろしのさんさん歩』で三山さんの相棒を務めた、さんさんテレビの玉井アナ。
高校時代にアメリカのユタ州に1年間も留学をしていたということで、英語に自信があるそうだ。
さて、気持ちを新たにインタビュー再開!
スムーズに英語で会話をする玉井アナ!しかし、会話のネタに困り、三山さんに話をすぐ振ってしまう。
たまたまけん玉を持っていた三山さんは、パフォーマンスを披露!日本のけん玉の魅力をなんとか伝えることができた。
インタビュー後は3人で大反省会。話のネタに詰まった時にすぐけん玉の話をする玉井アナに、三山さんからダメ出しが入った。
驚くべき嗅覚!麻薬探知犬によるデモンストレーション
税関ターミナルには、不正薬物の発見に一役買う麻薬探知犬がいるということで、今回は特別に不正薬物を発見する過程を目の前で見せてもらうことに!
川辺アナ、三山さん、玉井アナにはそれぞれ旅行カバンを持ってもらい、玉井アナにのみ麻薬のダミーを忍ばせた。
体の大きな麻薬探知犬がじーっと3人を見つめる。緊張感が走る3人。
川辺アナ、三山さん、玉井アナの順に嗅いでいく麻薬探知犬。
それぞれ嗅ぐ時間は1秒にも満たない圧倒的スピード!
すると、玉井アナの前でしゃがみこみ「ワン」と吠える。
麻薬探知犬は、麻薬を見つけるとその人物の前でお座りするようにトレーニングされている。
わずか数秒の出来事だったが、驚異的な嗅覚と正確さで麻薬を発見した。
続いては、三山さんが税関検査を体験!
観光客になり、実際と同じ税関検査を受ける。
まずは手荷物検査から。バッグの中を確認するとお酒とタバコが出てきた。
お酒やタバコなどは有税品となるため、数量に関わらず必ず申告する必要がある。申告をお忘れなく!
手荷物検査を終えた後は、金属探知機での検査も。
ゲートを通過する三山さん。金属探知機からアラート音が鳴り、再検査となった。
大スターの三山さんであっても、検査は厳しく実施され、全員が平等に扱われる。
不審人物と認定された三山さんは、別室で詳しくお話をすることに…
高知の安全と秩序を守る税関ターミナル。
国境を越える人・物の流れを適切に管理し、不正を未然に防ぐその使命感と責任感に、ただただ感服する三山さんと川辺アナであった。
みなさんも安心して旅行を楽しめるよう、申告を忘れず、しっかりルールを守りましょう。
今回のさんさん歩はここまで!次回の記事をお楽しみに。
高知新港客船ターミナル
住所:高知県高知市仁井田字新港4705
情報提供/高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや