3種の卵が一皿に…“間借り”での「趣味」の一品にこだわりがいっぱい!月替わりでいつ行っても楽しめる油そば【彩の街角ネクストフォーカス】
HBCラジオで平日の朝放送中の「朝刊さくらい」(毎週月~金・朝6時30分から9時)で週に1度、HBCアナウンサー・佐藤彩がお送りしている人気コーナー「彩の街角ネクストフォーカス」。
ドライブもツーリングも趣味の佐藤アナが、地元札幌やその近郊、ときにはもっと遠くまで…気になる新グルメスポットや、心ときめくおいしいお店を等身大でご紹介します♡
間借りのお店?
今回ご紹介するのは地下鉄円山公園駅4番出口直結の油そば専門店「間借りのケン軒」。
「油そば」ののぼりをたまたま見つけてふらりとお邪魔したお店です。
これが大当たり!だったのでぜひおすそわけ…♡
「ケン軒」は美味しい牡蠣とお酒が楽しめるダイニングバー「Genreless Labo simaくうま」の場所で平日(火曜〜金曜)の昼間の時間(11:59〜15:00)に営業しているため、“間借り”なのですが…。
実はどちらのお店も同じ方がやっています(笑)。
店内はテーブル席のほかソファ席もあり、ゆったりとくつろげそうなカフェのよう!
とてもおしゃれな空間です。
「自分のお店だから厳密に言えば間借りではないのだけれど、simaくうまは牡蠣や分厚い肉のイメージがあると思うので、違うお店だよ!とわかるようにしたんです!」
そう語るのは、オイスタージャパン 牡蠣マイスターでもある店主の加賀健嗣さん。
おいしいお食事の数々を出すお店が出す油そば…と聞くと、こだわりが詰め込まれた一品なんだ!と想像したのですが…。
「こだわりじゃなくて、ただの趣味」
加賀さんがそう言い切る感じがまた面白い!
加賀さん曰く、“アドリブが効く料理”が油そばなのだそう!
卵だけで3種類?!具沢山の油そば
1番人気は「ケン軒スペシャル 卵好きP20」(1200円)。
煮卵、タルタルソースの卵、ねっとりとした黄身の食感と旨みを味わえる厚田の飛ぶ鳥農場さんの有精卵という3種類の卵を楽しめます!
(有精卵の調理法はそのときによるそうです)
8時間の低温調理で作られた自家製チャーシューはやわらかくて食べやすく、旨みが凝縮!
タレは北海道産の醤油を煮詰めて昆布を入れて作ったオリジナルで油はオーガニックのひまわり油!
北海道産小麦の特注麺はもちもちで、しかも大盛り!
ボリュームたっぷりでとにかく食べ応え抜群です!
ここまで聞くと、「いやいや、やっぱりこだわり抜いた油そばじゃないですか!」と言いたくなってしまいますね!笑
食べ進めていくときに調味料で味変しながらいただけるのも油そばの楽しいところ。
ブラックペッパー、ラー油、お酢…味変も自在です。
ここまででも魅力たっぷりの「ケン軒」。
さらにもうひとつ「やっぱりこだわっているじゃないですか!」のつっこみを入れたくなっちゃうポイントがあるんです。
油そばだけでこんなにメニューが…!
私が味わったメニューも含めて、この日の「ケン軒」は油そばだけでメニューが8種類!
レギュラーメニューの他、数が変動しながらのスペシャルメニューがあり、月替わりメニューもあるので、毎回違った味を楽しめるのもうれしいポイントです。
訪れた日の月替わりメニューのひとつ「チーズとおかか」は、パリパリの焼きチーズがのっているとのことで、これも聞くだけで美味しそう…!
春が近づいてくると山菜を入れたものを提供したり、夏にはさっぱりと野菜多めのものにしてみたり…
お客さんが喜んでくれそうなメニューを常に考えているという加賀さん。
ワクワクするオリジナリティ溢れる油そばが、これからも登場しそう!
訪れるたびにいろいろな発見がありそうな予感です。
駅のおそば屋さんのように、「移動の合間にふらっと立ち寄ってさくっと食べて帰る」イメージのものを出したくて、油そばに行き着いたそうですが…
この油そばを目当てに円山公園駅までお出かけする、「目的地」になるお店だな、と確信した出会いでした!
円山公園駅で「油そば」ののぼりを見つけて良かった!
またいいお店に巡り合えますように☆
間借りのケン軒
◆住所:北海道札幌市中央区南1条西26丁目1-1 ターミナルハイツ円山 B1F (円山公園駅4番出口直結)
◆定休日:土、日、月
※詳細はGenreless Labo simaくうま公式Instagramで
★「彩の街角ネクストフォーカス」はHBCラジオ「朝刊さくらい」で、詳しく楽しくおしゃべりしています!ぜひ聴いてみてくださいね♡
【連載】「彩の街角ネクストフォーカス」
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文|HBCアナウンサー 佐藤彩
札幌出身。2007年HBC入社。HBCラジオ「朝刊さくらい」などを担当。趣味は旅行、スポーツ観戦(アウェイも!)、ビールを飲む、温泉巡り、御朱印集め、テニスなど。特技はどこでも寝られること。Instagramでも発信中。
編集:Sitakke編集部あい