【お出かけは21日(土)がおすすめ】北海道の週間天気予報 日曜午後は大雪に注意/2024年12月20日更新
北海道のあす12月21日(土)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・21日(土)~23日(月)の札幌の天気
土日は朝晩冷え込む
20日は旭川でも雪が一時的に強まり、10センチくらいの雪が降りました。
同じ上川地方の幌加内町では積雪が150センチを超え、午前7時に151センチに達しました。道内この冬初めての積雪150センチ超えです。
例年より1週間くらい早いので、やはりこの冬は雪が多いなという印象でしょうか。
この土日はイベントや買い物など予定を立てている方も多いと思います。気になるのは天気ですね。
土日の見通しで見ていくと、21日(土)は広く日ざしが出ておでかけにも良さそうです。太平洋側や道北の雪も大雪にはなりませんが、路面凍結に注意して下さい。
22日(日)も午前中は広く晴れます。午後は雪が降り、道南や後志地方では大雪に注意が必要です。日曜の昼頃までは割合穏やかなので、土日とも朝晩の冷え込みが強まります。水道凍結に注意して下さい。
21日(土)の北海道の天気と気温
小樽の情報カメラからはクルーズ船が見えますね。約40分かけて運河と港を巡る小樽運河クルーズ。この時期はライトアップもあってきれいでしょうね。
土日も多くの人でにぎわいそうですが、お出かけは土曜日の方がオススメですよ。
あす21日(土)の天気と気温です。
太平洋側や稚内で雪が降るでしょう。その他は晴れますが、朝は旭川で-14度、岩見沢と倶知安は-13度とこの冬一番の冷え込みです。日中も真冬の寒さが続きます。
21日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
札幌周辺は晴れますが、太平洋側は雲に覆われます。函館や浦河では降ってはとける弱い雪が降るでしょう。最低気温は札幌で-7度、千歳で-14度の予想です。
道北・空知です。
稚内は朝晩を中心に雪が降り、降り方の強まる時間があるでしょう。旭川や岩見沢など内陸は晴れますが、朝の冷え込みが強く、旭川の江丹別や下川町では-20度くらいまで下がりそうです。
道東・オホーツク海側です。
道東は雲に覆われます。午後は弱い雪が降り、うっすら白くなりそうです。オホーツク海側は晴れるでしょう。各地で真冬並みの寒さになります。
21日(土)からの北海道の週間天気予報
帯広では駅前のシンボルツリー「はるにれの木」と7本の街路樹に、約4万3千個のLED電球を飾っています。
空気が澄んできれいですが、この先も寒さが続くので、万全な防寒対策をしてお出かけ下さい。
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
日曜の午後は稚内から雪が降り出し、日曜夜から月曜は札幌やオホーツク海側で雪や風が強まるでしょう。
寒さが続き、日曜の朝は旭川で-19度まで下がります。クリスマス頃は穏やかで、寒さも少し緩むでしょう。
つづいて、太平洋側です。
日曜の午後は渡島半島周辺で局地的な大雪に注意して下さい。月曜は各地で風が強まり、千歳で雪がうっすら積もるでしょう。24日と25日のクリスマスは穏やかです。
21日(土)~23日(月)の札幌の天気
3日間の札幌です!
21日(土)~23日(月)の天気をもんすけでお伝えします!
21日(土)は二十四節気の「冬至」ですね。もんすけはカボチャを持っています。一年で最も昼の時間が短い日です。寒さが続くので、栄養をしっかり摂って、風邪をひかないでくださいね。
日曜の夕方から雪が降り、月曜はふぶきそうです。
月曜の朝は早めに準備しましょう。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※20日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU