新国立劇場オペラ・演劇公演に、小学生~18歳以下を無料招待
新国立劇場が、2024年12月上演予定のオペラ『魔笛』、演劇『白衛軍 The White Guard』、2025年1~2月に上演予定のオペラ『さまよえるオランダ人』、2~3月に上演予定のオペラ『カルメン』に計1036名のお子様(公演当日に小学生~18歳以下)を無料で招待することがわかった。
また、同伴される保護者等については半額でS席を購入することができる(先着順・席数に上限あり)。
本事業は、子供たちが劇場・音楽堂等において本格的な実演芸術を鑑賞・体験等する機会を提供する取組を支援することにより、子供たちの豊かな人間性の涵養を図るとともに、将来の文化芸術の担い手や観客育成に資することを目的をするという、文化庁による文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業)に採択され、行われるもの(詳細は文化庁ホームページを参照)。
対象公演について
■オペラ『魔笛』(ドイツ語上演/日本語及び英語字幕付)
モーツァルトのオペラ『魔笛』は子どもにも耳馴染みのある曲が散りばめられたファンタジー。世界中で多くの子どもたちが『魔笛』でオペラ鑑賞デビューを飾っている。
■演劇『白衛軍 The White Guard』
二十世紀ロシアを代表するウクライナ出身の作家、ブルガーコフ。1918 年の革命直後のキーウを舞台に、時代に翻弄される人々を描いた、彼の代表作。
■オペラ『さまよえるオランダ人』(ドイツ語上演/日本語及び英語字幕付)
幽霊船伝説をもとに書かれた、海をさまよい続ける呪いをかけられたオランダ人船長を救う永遠の愛の物語。ワーグナー入門にもぴったりの作品。
■オペラ『カルメン』(フランス語上演/日本語及び英語字幕付)
自由と愛に生きた女性カルメンを取り巻く、愛と死の運命が交錯するドラマ。おなじみの名曲が次々に登場する人気作で、アレックス・オリエの現代的な演出が特に若い世代に共感を呼んだ。