ジュビロ磐田、静岡ダービー制して勢い乗るも熊本戦へ緩みなし!ジョン・ハッチンソン監督「次に集中しなければいけない」
ジュビロ磐田は4月13日、ホームのヤマハスタジアムでロアッソ熊本と対戦します。4月9日のJリーグ・YBCルヴァン・カップ1次ラウンド2回戦で清水エスパルスとの静岡ダービーを制した勢いをそのまま持ち込みたい一戦を前に、ジョン・ハッチンソン監督に伺いました。
一問一答
-静岡ダービーというビッグゲームを制した直後の試合です。チームの雰囲気はいかがですか。
非常に良い姿勢はあったんですが、選手に言ったのはその試合は過去のもので、2日前のものでもあるので、良い勝利で、クラブにとっても、選手にとっても、ファンにとっても、非常に良い勝利であったんですけど、次に集中しようというところで、今日のトレーニングも非常に集中してできていた。良い記憶として取っておきながらも、次に集中しなければいけないよというのを言っています。
-4月13日に対戦するロアッソ熊本の印象などは。
非常にユニークなチームだなと思っています。フォーメーションであったり、プレスのかけ方であったり、フットボールのプレーの仕方というところは、相手の監督としてなかなか経験することのないチームかなと思っています。その中でも非常によく整理されて、ボールを動かしてハードにプレーしてくる。ちょっと(カターレ)富山を思い起こさせるようなプレス、本当に全てをかけて取りに来るようなチームだなと思っています。
もし、うちのチームが適切なメンタリティを持って臨まなければ、またその振る舞いが違えば、危険な相手になってくるなと思っています。ただその中でも自分たちのフットボールであったり、また水曜日(清水戦)のようなパフォーマンスを繰り返しやることができるのであれば、勝ち点を取ることができるんじゃないかなと思ってます。
-清水戦ではビルドアップが良かった。ここまでのチームの出来については。
今朝のチームミーティングに忍び込んでいましたか?
-(笑)いえ、昨年とその部分が違うものですから。ロングボールを蹴るときも、目的を持ったロングボールが多いです。
ゲームマネジメントのところなんですけど、前だとちょっとコントロールできないようなゲームもあって、まさに今日ミーティングでも言ったのは、2点目を取ったあと、ボールを持っていても、持っていなくてもゲームコントロールできたっていうところを選手に伝えました。失点の匂いもなかったというか、水戸ホーリーホック戦なんかは3-2から、これ3-3に行ってもおかしくないなっていう感覚があったので。水戸戦に関してはボールを持っていても、持っていなくてもコントロールできてなかった。そこに関して、清水戦はすごく良かった。
90分間コントロールしたいんですけど、90分間ボールを持てないので、いかに守備のところで自分たちの形に持っていけるか、コントロールできるかっていうところなんですけれども、その中でもやっぱりボールがあれば相手は得点できないので、清水戦はボールを動かして、落ち着いて、あるタイミングではもう清水は諦めたなっていう、追いかけられないようなシーンもあったので、そこは非常に大きな前進だったなと思っています。と、いうのを1個ポジティブにミーティングで言ってたんですけど、ちょっと後で盗聴器調べておきますね。もう徹底的に調べてみますね。
-清水戦では川合徳孟選手も素晴らしかった。
まだまだ若いですし、コーチも彼といろんなことに取り組んでくれているので、これは徳孟だけではないですけど、コーチもいろいろ選手に取り組んでくれています。その称賛を僕も浴びてみたいと思いつつ、コーチが全部やってくれているので、コーチたちのおかげではあるんですけども。徳孟に関しては本当にポテンシャルの塊だと思っていますけれども、どこまでいけるかは彼次第というか。英語でも、馬を水飲み場まで連れて行くことはできても、飲ませることはできないというふうに。なのであとはもう彼次第というところ。本当に天井高いので、そこは彼次第かなと思っています。