【葵区・T’s green omachi】裏路地にたたずむお茶カフェ 揚げ団子とかき氷で癒される
静岡市葵区の七間町に、静岡ならではのお茶の魅力を堪能できる隠れ家的カフェがありました。静岡の名産「お茶」を生かした和スイーツに加え、個性的な揚げ団子も楽しめます。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへいつも見慣れた街並みも裏を巡れば、そこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットをお散歩します。今回は、県庁前から伸びる七間町通り周辺を散策しています。
人宿町人情通りで出会ったお茶カフェ
静岡市の繁華街、県庁前からのびる七間町通り。この通り周辺は、歴史ある街並みと開発が進む新エリアが広がっています。
七間町通りから、人宿町人情通りに曲がってすぐ。目に留まったのは「T’s green omachi(ティーズグリーンオマチ)」という看板。
1階ですが、ビルの奥まった所に入口があるので、見落とし注意。店内に足を踏み入れると、お茶カフェであることがわかりました。
店内は和モダンで、落ち着く雰囲気です。
「私の実家がお茶農家をやっていまして」と話すマネージャーの神谷園佳さん。茶葉とお茶を使ったスイーツを提供しています。
店内では、10歳の男の子がお店のお手伝いをしていました。
神谷さんの息子、絢真(けんしん)君です。
揚げ団子は和と洋が融合した新感覚スイーツ
早速、お店一番の人気メニュー「お街の灯り(1320円)」を注文しました。
T’s green omachi 神谷園佳さん:
お茶に合わせた甘味を提供していて、店の一番人気はお団子を揚げている「揚げ団子」のメニューが人気です
想像していた団子とは違い、ユニークな一品です。
彩り豊かな団子が並び、見た目も華やかでワクワクします。
どれから食べようか迷いますが、まずは「水出し冷茶」から。
水出しにすることで苦み成分が出にくく、テアニンといううま味成分が出るんです。お茶の苦みが苦手という人には冷茶がおすすめです。
揚げ団子は全部で6種類。「塩あんこ・塩キャラメル・揚げ磯部・ごまとワサビ・えごま唐辛子」の味が楽しめます。
団子は揚げてあり、外はカリッと中はもちもちした食感。かむと団子の甘みがしっかりと感じられます。
どの味も気になりますが、「ごまとワサビ」から食べてみます。
一口食べるとそのおいしさに驚きます。甘味というより、ビールに合いそうなおつまみのような味わいです。
かむと甘みも感じられる新感覚の団子です。
次は、「塩キャラメル」の団子。
塩キャラメルが入ることによって今度は洋のテイストも入ってきて、和と洋が融合した新感覚スイーツです。
他にもセットで「かりんとう饅頭」や「バニラアイス」も付いていて、大満足の一品です。
絢真くんおすすめのルイボスティー
お店では、絢真くんがおすすめする「ルイボスティー(550円)」も提供されています。
ルイボスティーの良さを「味ですね」と端的に表現する絢真くんには驚きました。
夏にぴったり! 抹茶ティラミス氷
さらに、夏にぴったりな人気スイーツとして提供されたのは、かき氷「抹茶ティラミス(1200円)」。
ふわふわ系の氷に、チーズシロップと抹茶ティラミスが絶妙に組み合わさった逸品です。
T’s green omachi・神谷園佳さん:
上に抹茶ティラミスが乗っていて、間にもチーズシロップを入れています
上にかかっている抹茶の粉が濃く、ティラミスの甘みにも負けないぐらいです。大人の苦みが後を引きます。
食べ進めていくと、中に何かを見つけました。かき氷の中には、わらび餅が5~6個入っているという仕掛けです。
口の中に入るとすぐに溶けてしまう氷と、対照的なわらび餅の食感がたまりません。
T’s green omachiは静岡の特産品であるお茶を使った多彩なメニューと、和と洋が融合した新感覚スイーツが楽しめるお茶カフェです。
七間町通りを訪れた際には、一歩奥に入って、ぜひこの新しい静岡の魅力を味わってみてください。
■店名 T’s green omachi
■住所 静岡市葵区七間町16-7 OMACHIビル 1階
■営業時間 詳細はインスタグラム
■定休 不定休
■問合せ 054-272-7610