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約10年も一緒にいたのに、家族に捨てられた大型の老犬→『亡くなった犬にそっくりだ』と連絡があり…素敵すぎる『涙あふれる物語』に反響

わんちゃんホンポ

Instagramに投稿されたのは、約10年間共に過ごした飼い主に捨てられた老犬が、幸せへの一歩を踏み出すまでの物語です。投稿には「よかった!」「嬉しい」「里親さんに感謝」といった声が寄せられています。

家族に見捨てられた老犬

Instagramアカウント「tsugu.kichi」の投稿者さんは、1頭でも多くの保護犬を救うために個人でボランティア活動をしているそうです。

ご紹介するのは、飼い主に捨てられてしまった老犬「三郎」くんの物語。

飼い主によって山口県のセンターに持ち込まれ、三郎くんは推定10~11歳にして家族と居場所を失いました。

どのような理由があったのかはわかりませんが、約10年という月日を共に過ごした飼い主に見捨てられて、三郎くんはどれほど傷ついたことでしょう…。

また三郎くんの身体はあばらが浮き出て、ガリガリに痩せていたといいます。投稿者さんはその姿を見ただけで、今まで三郎くんがどのような辛い暮らしを強いられてきたのかが想像できてしまったそうです。

里親さんとの運命の出会い

三郎くんの残りの犬生に寄り添ってくれる人が現れてほしい…。投稿者さんがそう願いながら過ごしていたある日、ついに三郎くんをお家に迎えたいという里親さんからの連絡が!

亡くなった先住犬にそっくりな三郎くんを見て運命を感じ、センターに何度も問い合わせて様子を聞いていたという里親さん。

色々と話を聞いて悩んだ結果、一度はお迎えを諦めたものの、どうしても三郎くんのことが頭から離れず、家族になることを決断したのだとか。

投稿者さんと里親さんがセンターまでお迎えに行き、三郎くんは新たな犬生をスタートさせることとなったのでした。『三郎』くんというお名前は里親さんが付けたそうでう。

幸せな日々のはじまり

里親さんのお家に到着後、素敵な暮らしがはじまるという予感がしたのか、三郎くんは明るい笑顔を見せてくれたそう。現在は、およそ10歳とは考えられない毎日元気で過ごしているようです。

「今までの10年を悲しむ暇もないほどに、この先の10年が幸せで満ちあふれることを願っているよ」と三郎くんへの想いをつづった投稿者さん。

これからは里親さんの愛と優しさに包まれて、三郎くんがたくさん笑って過ごせますように。

この投稿には「良いお話で、心が洗われます」「顔が全然違って見えます」「覚悟を持ってお迎えしてもらえて幸せだね」「里親様と共に素敵な時間を過ごしてね」といったコメントが寄せられ、三郎くんと里親さんの出会いの物語が多くの人に感動を与えてくれています。

保護犬たちが幸せを掴むまでの物語をもっと見たい方や、保護活動の現状を知りたい方は、ぜひInstagramアカウント「tsugu.kichi」をチェックしてみてくださいね。

写真・動画提供:Instagramアカウント「tsugu.kichi」さま
執筆:森下咲
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。

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