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初めて家族連れで船釣りしたらハマチ全員安打を達成!【和歌山・紀北MCL】ジグサビキが大活躍

TSURINEWS

家族連れの船釣りでハマチ全員安打に成功(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)

春の紀北エリアでは、青物の釣果が好調に推移していた。筆者は、以前から「一度は家族に青物の引きを味わってほしい」と思っていた。春の爆釣情報をキャッチし、満を持して家族2人を連れて和歌山・紀北の人気船「MCL」に乗船。釣行日の4月29日はゴールデンウィーク前半最終日。初めての家族オフショアは、思い出に残る一日となった。

家族連れで船釣り

MCLでは、3月下旬から青物釣果が好調に推移。4月に入っても勢いは続いていた。釣行当日の期待が高まっていたが、前日にまとまった雨が降ったことで、海の状況はやや不安に。水潮の影響が心配され、風は強めで波がやや高いと予想された。

それでも、家族は初めての船釣りということもあり、期待に胸をふくらませていた。今回は、青物とクログチを狙うリレー便。筆者が家族のために、それぞれのタックル、ルアー、仕掛け、エサの準備を整えて現地に到着。6:00に、いよいよ出船となった。

紀北の人気船「MCL」(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)

早々にハマチがヒット!

初心者の妻と息子は、キャストが難しいキャスティングではなく、ジギングに挑戦することにした。息子の提案で、2人のタックルにジグサビキを装着。使用したのはオフショア専用ジギングサビキ「ジギングサビキ 小型回遊魚用 L-8-10(ハヤブサ)」。大サバでもハマチでも、バッチリとキャッチできる。

ハリス8号でハマチなら余裕で対応可(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)

船長からの「表層とボトムの両方に反応がある」というアナウンスから、筆者はキャスティングを選択。

クリアカラーのシンペンを選択(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)

7時20分、1投目。着水後、「リライズ S105 生シラス(マリア)」をストップ&ゴーで誘い、いきなりヒット。慎重にやり取りし、抜き上げた一匹に家族は驚きの声を上げた。

さっそくハマチをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)

ジグサビキにもハマチ

その後もキャスティングで1本を追加したが、ジギング組にはなかなかアタリが出ない。そんな中、8時40分。ついに息子のロッドが大きく曲がった。ジグとジグサビキに1匹ずつハマチが掛かるダブルヒットとなり、船上は歓声に包まれた。

ジグとサビキに1匹ずつヒット(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)

家族全員が青物キャッチ成功!

短時間のクログチ狙いは反応を得られずに終了。その後、12時から青物の「午後の部」がスタートした。12時57分、ついに妻のロッドにアタリがきた。

ボトムから懸命に引き寄せて、ジグサビキで人生初となる青物をキャッチ。これで家族全員が釣果を得た。その後、息子が2匹を追加し、最終的にハマチは家族で7キャッチとなった。

家族3人で釣った記念のハマチ釣果(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)

胃から小イカ

帰宅後に魚の胃の中を確認すると、全てのハマチが小イカを捕食していたことがわかった。シラスカラーのルアーやジグサビキが効果的だった理由に、納得がいった。

ハマチの胃の中から出てきた小イカ(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)

今後の紀北エリアの展望

これから初夏にかけて、紀北エリアでは青物のキャスティングゲームが本格化するという。高級魚シロアマダイの釣果も上がり始めた。複数魚種を狙うリレー便を利用すれば、船釣りや釣り自体が初めての人でも、魚をキャッチできる可能性が高そうだ。

釣果が上がりやすいこれからのシーズン、多くの釣り人にとって思い出に残る釣行が増えそうだ。

実釣動画

<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>

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