高速手洗い洗車やカフェ人気 直江津港周辺の活性化目指し高校生がイベント
新潟県上越市港町1のライトシップ高等学院による、直江津港周辺の活性化を目指すイベントが2025年7月、学習拠点を置く佐渡汽船ターミナルで始まった。初日の13日は学院生23人が考案した「高速手洗い洗車」やカフェの営業でにぎわった。
《画像:行列ができた高速手洗い洗車》
同学院は職業訓練と教科学習を同時並行する「デュアルシステム」を採用した広域通信制高校サポート校で4月に開校。イベントはビジネスを通じて地域の課題解決に取り組むプロジェクト型学習の一環で、10月まで随時開催する。
《画像:ターミナル1階では「小判焼き」やかき氷を販売》
学院生が考案した車を手作業で洗う高速手洗い洗車や、「ぽっぽ焼き」の生地を佐渡金山にちなんで小判型にして鉄板で焼いた「小判焼き」販売、夏にぴったりのかき氷やレモンスカッシュなどを提供する「みなとカフェ」、子どもたちが無料でミニ四駆やボードゲームで遊べる「みんなの遊び場」を運営し、家族連れらに人気を集めた。
《画像:ぽっぽ焼きの生地を鉄板で焼く小判焼き》
《画像:ボードゲームやミニ四駆などで遊べる「みんなの遊び場」》
遊び場を利用した市立大潟町小1年の女児(6)は「お兄さんお姉さんが優しく遊んでくれて楽しかった」と笑顔。母親(41)は「イベントがないとなかなか来ないので良い取り組み。高校生の頑張っている姿を見るとうれしく思う」と喜んでいた。
高速手洗い洗車は初日の午前中、常に車が4〜6台ほど列を連ねる盛況ぶり。学院生が7人体制で「いらっしゃいませ」「洗浄いきます」などと元気な声を響かせながら、高圧洗浄機で水をかけ、スポンジで手洗いし、5〜10分ほどで拭き上げまで完了させていた。
《画像:拭き上げはドア内側まで丁寧に》
洗車チームの竹内優空さん(17)は「暑くて大変だけれど、想定より多くの人が来てくれてうれしい。来てよかったなと笑顔になれるようなサービスを提供していきたい」と話した。
7月中は20、21、26日の午前10時〜午後3時に開催。各日の実施事業や料金は同学院インスタグラム( https://www.instagram.com/lightship_joetsu/ )で確認できる。26日に予定していた高速手洗い洗車は、渇水のため中止した。9月下旬の再開を予定している。
7月26日(土)に予定していた「高速手洗い洗車」は、上越市の渇水状況に鑑みて中止します。 | ライトシップ高等学院( https://l-ship.com/1922/ )
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