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大磯町災害ボラの会 共に考える ペット防災 10月12日にイベント

タウンニュース

過去の開催の様子(同会提供)

大磯町災害救援ボランティアの会(伊藤勇代表)が10月12日(土)、馬場公園(大磯町国府本郷)で災害時にペットとどう避難するかなどを考える防災カフェ「わんこのテラス+(プラス)」を開催する。午後4時〜6時。雨天の場合は19日(土)に順延。ペット連れ可。

2008年に設立した同会は、自主防災会として3・11の被災地を訪問したり、各地域の取り組みを共有し訓練に生かすなど活動を続けてきた。

防災カフェは同会の女性メンバーが中心となって今年度から始めた企画。町内のイベントにブース出展したり、ワークショップを企画し、ペットに関する備蓄についてや、災害弱者がいる場合の心配ごとなど、「ちょっとした問題」を共有、解決方法を共に考えてきた。9月に開催した第1回「わんこのテラス+」に手ごたえを感じたといい、次回は2回目となる。

同会の小島恵子さん、川崎康子さんは「ペットがいるからと、そもそも避難所に行くことをあきらめてしまっている人もいる。何か方法がないか、考えていきたい」と話す。ペットをきっかけに、海側や山側など在住地によって注意すべき災害が異なる住民がつながることで、ペットや備品を疎開させるなど、連携の可能性についても期待しているという。

伊藤代表は「数年前の台風の時に避難所に来た人は、3頭の犬をずっと抱えて過ごしていた。家族の問題として扱っていきたい」と話していた。詳細はフェイスブック。

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