よく眠るためのカギを握る夕食の量を決める方法とは!?【専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方】
夕飯は寝る時間から逆算して調整しよう
食事と同様、新しい生活スタイルとして、日付が変わらないうちに眠る習慣が根づいていることを願います。代謝のよい体を維持していくためには、良質な睡眠が大切です。ずぼら断食を終えた後も、この習慣は継続するよう心がけてください。
もうおわかりのように、よく眠るためのカギを握るのは夕食です。胃を空に近い状態にして寝ることで、体は修復を行ないます。いわば、毎日体をリセットして、ニュートラルな状態に戻しているのです。今後も習慣を維持していくためにも、夕食をコントロールするのが重要になります。
考えるべきことはシンプルに2つ。食べる時間に合わせた食事の量と質です。
例えば24時に寝る場合、逆算して4時間前の20時までに夕食を食べ終えるのがベストです。このとき、肉や魚のたんぱく質を含むおかずも食べて問題ありません。ごはんなどの炭水化物は、食べてから眠るまでにどのくらい活動するかによって量を調整しましょう。食べ終わる時間が22時返くになるようなら、野菜メインの料理やスープにしてください。
このように、自分が寝る時間から逆算して、食事の内容や量を決められるようにしておくことが、理想です。
夕食は、頭脳戦で攻略する
もちろん、体の状態をチェックすることが何より大事ですが、夕食は頭脳を使って戦略的にメニューを組み立てることも必要です。
20:00
たんぱく質を含むおかずはOK
寝る4時間以上前までなら、肉、魚、卵などのたんぱく質を食べてもOKです。
炭水化物はcase-by-case
〇あとは寝るだけ……
食後の活動量が少ない日は、炭水化物の量をいつもより3口少なめにしておきましょう。
〇宅トレや頭脳労働あり
食後に散歩や筋トレで体を動かす、仕事で頭を使うときには通常量の炭水化物をどうぞ。
22:00
野菜料理なら食べてもOK
寝る2時間前になったら、良食日の夕食で食べていた野菜メインの料理に。
24:00
日付が変わる前に就寝!
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そんなに食べてないのに太る本当の理由
「そんなに食べていないのに体重が減らない」「カロリーを抑えて食べているはずなのに太ってしまう」という声をよく耳にします。努力している人には酷かもしれませんが、食事に気をつけているつもりでも、じわじわと体重が増えていく、あるいは、理想の体重以上の体重がありなかなか減らないという場合、自覚のあるなしに関わらず、食べ過ぎていることがほとんどです。
食べ過ぎと聞くと、食べる量をイメージする人が多いと思います。確かに、お腹がパンパンになるまで食べればそれは食べ過ぎです。ですが、油たっぷりの揚げ物や炭水化物が多めの食事など、次の食事までに胃で消化しきれないようなものを食べたり、量が少なくてもその日の活動量で消費しきれないくらい高カロリーなものを食べたりした場合も、実は食べ過ぎなのです。
食べ過ぎチェックリスト
ずぼら断食で体を改善していくにあたり、まずはスタートラインに立つことから始めましょう。ダイエットの基本でもありますが、やせたいと思ったら自分の食生活を把握すること。下の「食べ過ぎチェックリスト」を使うと、簡単にセルフチェックができます。食べ過ぎなのか、食べ方のクセがあるのかを確認してみてください。
□ 1日3食、ほぼ決まった時間に食べている
□ 舌にたっぷりと白や黄色の苔こけがついている
□ 満腹になるまで食べないと食べた気がしない
□ 午後のおやつ、または夕食後のデザートやスナックがルーティーン
□ 食べてから2時間以内に眠ることがよくある
□ 早食いの自覚があり、大低20分以内で食べ終わる
□ 昼食から1〜2時間後に強い眠気を感じることがしばしばある
□ よく噛んで食べようと意識したことがほぼない
□ 唐揚げやコロッケなど油で揚げた料理が大好き
□ 毎日、夕食に炭水化物(ごはん、麺類、パン、粉物など)を食べている
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出典:『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』