【酔いのスイーツ】贅沢な大人のクリームソーダをつくってみた。さらに進化系のレシピ開発にも挑戦!
子どものころ、喫茶店のメニューでキラキラと輝いて見えた「クリームソーダ」。
透き通る緑、泡立つ炭酸、ちょこんとのったアイスクリーム。あの一杯にどれだけ憧れたことか……。
そんな夢の飲み物を、今こそ“大人の贅沢”としてアップデートしてみよう! ということで、今回は「富良野メロンのリキュール × ハーゲンダッツ」という、なんともリッチな組み合わせで大人のクリームソーダを作ってみることに。
でもそれだけじゃ物足りない。せっかくなので、いろんな“進化系クリームソーダ”にも挑戦して、大人のワクワクを満たす一杯を探してみた。
・大人のクリームソーダ、材料からすでにご褒美
まずはそれぞれの材料について紹介していく。
メロンリキュールは、北海道富良野産のメロン果汁がたっぷり入った「ふらのメロン」。パッケージによると、ふらのメロンの混濁果汁が3%入っているそうだ。
近所の酒屋やスーパーに問い合わせたが、なかなか取り扱いがなかったため、今回はAmazonにて購入。
アイスはもちろん「ハーゲンダッツ」。今回はやはり王道のバニラを選抜したが、これだけで大人感がぐっと高まってくる。
ソーダは、「ウィルキンソンタンサン」を使用。“最強刺激”によって、大人の余裕を感じる一杯が完成する予感。
もうこの時点で、完全にご褒美ドリンクの風格がハンパない……!
・実際に作ってみた!
まずは、リキュールとソーダを1:3の割合で先に混ぜておく。メロンの芳醇な香りと心地よいシュワシュワとした音色にワクワク……!
そして、氷をたっぷり入れたグラスにメロンソーダをそっと注いでいき……
最後にバニラアイスを浮かべれば……まさに、大人のためのクリームソーダが完成!
ん……?
オシャレのつもりでストローをクルンッとさせてみたけど、なんか違う……。
こうかなぁ……?
……。
とりあえず、いったん映えのことは忘れて、ひとくち飲んでみる。
おいしいーーーーー!
メロンのやさしい甘さとソーダの刺激が絶妙にマッチ。そこに上品な甘さのバニラと香りにうっとり。スイーツカクテルのようなまさに“大人の贅沢”が楽しめる一杯だ。
アイスがどんどん溶けて、時間とともに味が変化していくのも面白い。
ちなみに、材料費はざっくり1杯あたり400円ほど。所要時間はたったの3分。これは是非とも試してみてほしい“大人のクリームソーダ”だ。
・さらに進化! 変わり種クリームソーダにも挑戦
せっかくなら他のパターンも……と、こんな組み合わせも試してみた。
● スパークリングワイン× ポッピングシャワー
スパークリングワインは「マルティーニアスティ甘口」を使用。アルコール分が7.5%ということで、飲みやすくてクリームソーダにも向いてそうだ。
アイスはカラフルで華やかさのあるサーティワンの「ポッピングシャワー」。
……と、ここで次女がアイスを狙いに来たので急ぎ足で進めていく。
スパークリングワインに氷を使用するのは一般的ではないが、アイスが沈まないためにたっぷりと入れていく。シュワシュワとはじける音だけで大人の気分に浸れる。
そこにアイスを乗せて完成!
口の中でポンポン弾けるアイスと、スパークリングワインのきめ細かな泡が新感覚。アイスが溶けていくと、どこかヨーグルトのような風味も感じられるのが不思議だった。
ただ、スパークリングワインの甘さとアイスの甘さがだんだんくどく感じてくるというマイナスポイントもあることも発見。
●サングリア × レモンシャーベット
最後にちょっとバーに出てきそうな一杯も試してみた。シャーベットを使用しているので厳密には“クリームソーダ”ではないが、結論から言うとこれが一番オススメしたい。
「サングリアサワー」とサーティワンの「レモンシャーベット」、そして冒頭の映えを反省して、オレンジを加えてみると……一気に“それっぽさ”がアップ!
すごくいい!!
色味のバランスが整うだけで、ちょっと手間をかけた感が出るのもうれしいところ。見た目だけでなく、味わいもすばらしい! 柑橘同士の爽やかさが重なって、これからの季節にぴったりの一杯に。
アイスが溶けてくると、さらに際立つ相性の良さ。正直、個人的にはこれが一番好きかもしれない。
・贅沢すぎる大人のクリームソーダ、一度は試すべし!
大人になったからこそ楽しめる、ちょっと贅沢な食のひととき。今回のクリームソーダ企画は、まさにそんな時間を提供してくれるものだった。……と考えているうちに、なんだか少し酔いが回ってきた気がする。
まあ、細かいことは置いといて、次はどんな一杯にしようか。
参考リンク:Amazon
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.