桜の次は藤の花が楽しめる♪駅からすぐの仁川の癒しスポット『弁天池公園』で春を満喫 宝塚市
宝塚市にある『弁天池公園』は、阪急仁川駅から歩いて3分ほどの場所にある、地域住民の憩いの場所。ぼーっとのんびり過ごすのにぴったりで、筆者もお気に入りのスポットです。
弁天池は武庫川水系の小仁川(こにがわ)をせき止めていて、南北およそ300メートル、周りは約1キロにも及ぶ大きな池。電車の窓越しに見たことのある人も多いのでは。
小さな橋を渡ると見えてきました!池に沿うような形で伸びている散策路の先に公園はあり、この日(4月10日)は満開の桜を写真におさめる人もたくさん見かけました。
大きく枝を伸ばした桜はちょうどベンチを囲むように咲いており、下からの眺めもおススメです。そして、眼の前に広がる弁天池の情景がこちら。
左右180以上見渡せる眺望の良さとオアシス感に思わず深呼吸。下に降りると、池のほとりまで近づくことができ、水辺では池に生息している水鳥を間近に見ることができます。
この日はのんびりと泳いでいるいろんな種類のカモがたくさんおり、他にもサギやウなども見られるそう。
園内に案内板があるので、こちらをスマホで撮って、泳いでいるカモの種類を見つけたりするのもおススメ。時間を忘れるくらい楽しいですよ。
花壇に囲まれたベンチも池のそばに設置されており、眼の前に迫る弁天池をゆっくりと楽しめる絶好のロケーションです。
カモは人馴れしているのか、結構水際まできてくれます。羽の色合いの美しさもしっかり鑑賞。
ところで、この池には「仁川の大池」という民話があります。水浴びを楽しむ子どもたちを沼に引きずり込む池の「ヌシ」が退治されたこと、引きずり込むのは、坊主頭のヌシが同じ坊主頭の子どもたちを仲間と勘違いし、一緒に遊びたかったからだとか。「鹿塩のトンボ」という水難をはらう風習がうまれた経緯について興味深く書かれていました。
また、この公園では桜が散ったあとの楽しみもあり、4月下旬から5月ごろには藤の花が美しく咲き誇るそう。公園の中央にある藤棚から垂れる房が開花を待っています。
公園のすぐ横を走り抜ける阪急電車の迫力も感じられたりと、日常にはないちょっとしたワクワクするお楽しみも。
帰りには可愛い車両止めも発見!心癒されるスポットは散歩コースの途中で立ち寄るのにもぴったり。春の散策を是非楽しんでみてくださいね。
場所
弁天池公園
(宝塚市仁川北3丁目1)
時間
24時間出入り可能