本牧南小4年1組 老人ホームで大道芸披露 高齢者と交流深める
本牧南小学校=中区本牧元町=の4年1組の23人は3月6日、同校近くの老人ホーム・リアンレーヴ本牧を訪問した。児童はジャグリングやバルーンを使ったパフォーマンスを入居者約30人を前に披露した。また、桜の花びらの形の画用紙を用意し、入居者と一緒にシールで装飾。幹が描かれた台紙に貼り、満開の桜の木を完成させた。
同クラスは、今年度の総合の時間のテーマを「本牧のまちにこにこハピハピひろめ隊」とし、街や地域の人を元気にすることを目指して1年間活動してきた。ホスピタルクラウンからは、大道芸の技術に加え、命との向き合い方や観衆を笑顔にする姿勢、認知症サポーター養成講座では、高齢者との関わり方を学んだ。こうした学びを実践しながら、年間を通して老人ホームや幼稚園の6カ所と交流を深めてきた。
1年の集大成となった今回の訪問を終えた児童は「初めはどう接したら良いか分からなかったが、1年間の学習で自信がついた。今はいろいろなことを話せるようになった」「おじいちゃん、おばあちゃんが笑顔になってくれて嬉しいし、自分たちも笑顔になれた」と話した。