妙高高原駅内にご当地アパレルの土産店 スキー客ら迎える玄関口で魅力発信
スキー客らを迎える玄関口、新潟県妙高市のえちごトキめき鉄道妙高高原駅内に、ご当地アパレルなどがそろう土産店「LOCAL(ロカル)」が誕生した。地元出身の北村直樹さん(44)がオープンし、思い出の風景などをデザインに落とし込んだTシャツやキャップで魅力を発信する。
《画像:妙高高原駅内の土産店「LOCAL」と北村さん》
祭りのやぐらをイメージしたちょうちん飾りや、レトロなスキー板、古材の棚を使ったインテリアが目を引くLOCAL。同駅改札横に構えた店で観光客らを迎える北村さんは同市関川出身で、小学校から大学までノルディック複合の選手として活躍した。地元で就職後もアルペンスキーをたしなみ、2019年にはスキーヤーとしての視点を生かしてアウトドアスポーツ向けのアパレルブランドを知人の画家と立ち上げた。
妙高高原地域などで大型リゾートの開発計画が進み、ホテルや飲食店など、周辺で外国人経営者が増える中、「地元の人間も負けじと妙高を盛り上げたい」と、アパレルの経験を生かした土産店の開店を決意。勤めていた会社を2024年6月に退職し、クラウドファンディングで資金を募って同年12月にオープンした。
《画像:地元民おなじみの妙高高原のロゴをあしらったニット帽》
《画像:80年代風フォントのキャップ》
販売するのは、北村さんが生まれ育った土地での思い出や見てきた景色をデザインに反映させたTシャツやキャップ、ニット帽、手ぬぐい、キーホルダー、ステッカーなど。“ビンテージ妙高”をテーマに、地元民にとってはスキー場や駅などでおなじみの妙高高原のロゴをあしらったニット帽、80年代のポスター風のフォントで「スキーは妙高で」などとプリントしたキャップ、日本で初めて妙高に架設された運輸省認定のリフトを描いたTシャツなど、土産だけでなく普段使いもできるアイテムをそろえた。
《画像:妙高高原の美しさを美人画で表現した手ぬぐいなど》
また外国人観光客らに日本文化も感じてもらおうと、歌川広重の美人画をモチーフに、雪や水、空などの妙高高原の美しさを表現した手ぬぐい、スキー靴を着物に見立てた浮世絵調のステッカーといった商品で和のテイストも取り入れた。制作方法や素材にもこだわり、手ぬぐいは小千谷市片貝町の老舗染織工房などが染めを担当し、一部のTシャツはオーガニックコットン100%で仕上げた。
《画像:ステッカーや巾着など》
《画像:ホテルのルームキー風キーホルダー》
北村さんは「土産を見ながらこの土地に思いを巡らせ、気に入ったら身につけてピーアールしてほしい」と話し、今後のラインナップ増加やグリーンシーズンのイベント開催にも意欲を見せている。
営業時間は午前10時から午後5時まで。不定休。最新情報はインスタグラム( https://www.instagram.com/local_myokokogen/?igsh=MWFoeW40azlmbWRxcw%3D%3D )で発信する。
《画像:妙高高原駅》
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