確執のある実母、姑とのあれこれ【出産後体験記】 私の出した結論は…
現在は1歳半の息子を育てながら、在宅ライターの仕事を頑張っている【ミッキ】です。2年におよぶ不妊治療をへて、32歳で待望の長男を出産しました。
お義母さんがくるの…私との関係大丈夫かな?
私は、妊娠する前から、実母、そして姑との関係が非常に険悪で悩んでいました。妊娠を機に、姑とはやや関係を持ち直したものの、実母とは平行線のまま…。産後は姑が手伝いにくることになったのですが、入院中から気がかりでした。
産後は、冷静に姑と過ごすことができるのか、そして無事に新生児を育てることができるのかと不安になり、産後の不安定な状態の私に、大きな試練がふりかかってきました。
あとから分かった実母の気持ち、そして姑の愚痴
良好な関係であれば、実母に産後のお世話をお願いしたかったのですが、そうはできない事情がありました。妊娠当初は妊娠したことすら伝えていないほど、関係が険悪だったのです。
そんな私たち親子の事情を知っていた姑が率先して、赤ちゃんと私の産後の世話を買って出てくれました。
後から分かったのですが、実母は産後のお世話をすごくしたかったのだそうです。でも産後で疲れている私に精神的な負担をかけさせたくないと辞退したとのこと。そして実母は姑側に、産後の娘と生まれたばかりの孫の世話を頼んで申し訳ないと手紙を送っていたそうです。
しかし、姑が滞在している間、姑の実母に対する愚痴を耳にすることになりました。「普通は孫が生まれたら会いに来るだろう」、「世話ぐらいするだろう」などなど。愚痴を聞くたびに、私は胸が苦しくなりました。
やはり、嫁と姑のバトルが勃発! 時代錯誤にあきれる
姑の滞在が4日目を過ぎたころ、トラブルが勃発しました。資料の紛失が発生し、姑をきつく問いつめてしまいました。ところが姑は、「私は悪くはない。謝りなさい」ときつく言い返し、私はこの場をおさめるためにすんなりと謝りました。でも後々まで腹立たしい気持ちが残りました。
また赤ちゃんが鼻水を出していたときのこと。私はガーゼで拭いていたら、横から「母親だったら赤ちゃんの鼻に口をつけて吸ってあげなさい」と言われました。その意見に対して反論すると、「何を言っているんだ」とあきれたような反応をされたのです。私の方から言えば、姑の時代錯誤に驚き、そしてあきれました。
たとえ家事や孫の世話が上手な姑であっても、やはり心のなかではお互いにどこか対抗心や嫌悪感があって、なかなか難しいのかもしれません。
嵐のように過ぎ去った、退院後の1週間
姑の滞在期間が終了すると、心のなかでホッとしたところがありました。これで自分のペースで生活を送ることができる、リビングでテレビを見ながら授乳ができると思いました。
しかし、姑が帰るときはどこか寂しい気持ちがありました。それと同時に私のなかに、姑に対する大きな憎悪感はないと確信したのです。
価値観が多少違うことで腹立たしく感じることもあり、さまざまなトラブルもあったけれど、赤ちゃんや私の世話してくれたことは事実です。姑がいなかったら、おそらく産後の体はボロボロになっていたのは間違いありません。
姑が帰ってからは、以前からお願いしていた家政婦さんに来てもらい、身の回りの家事を全てお任せしました。子育て経験がある家政婦さんのおかげで、精神的にも安定しました。
今度からは実母にも姑にも頼ることなく家政婦さんにお願いしたいと思っています。
実母と姑のおもてだった対決はありませんが、やはり私を通じてお互いの陰口を言うところがありました。姑は実母に対して「孫や娘に対して愛情がない」、実母は姑に対して「嫁に謝らせるところが少々おかしい」と言っていました。
息子の初節句や誕生日のときにも、姑と実母の高額なお祝い金や誕生日プレゼント合戦が水面下で行われました。私としては対抗するようなことはしてほしくなかったのですが…。今後も続くような気がしています。
[ミッキ*プロフィール]
現在、34歳の主婦兼在宅ライターとして働いています。1歳半の息子の育児に奮闘しながら、家事と在宅での仕事をこなしています。
今春から息子は一時保育にお世話になっており、毎回のお弁当作りに悩まされています。
そんな母は、今日もライター業に育児に家事に頑張ります!
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。