【第109回インディ500】佐藤琢磨、51周でトップも痛恨ミスで無念11位…史上8人目の3勝目ならず
GAORA SPORTSで26日午後5時30分から再放送
F1モナコGP、ル・マン24時間レースと並ぶ「世界三大レース」のひとつ、第109回インディ500が25日、アメリカ・インディアナポリスで行われ、史上8人目となる3勝目を狙った佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は11位に終わった。
フロントロー(最前列)からスタート後、序盤トップに立った佐藤はレース前半、素晴らしい走りを見せていたが、87周目のピットストップの際、停止位置をオーバーラン。手痛いタイムロスとなり、順位を大きく下げた。
出場選手中、最多となる51周にわたってトップを走行したものの、このピットストップでのミスが響き、最終的には11位。5年ぶり3回目のインディ500制覇はならなかった。優勝はアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)だった。
レース後は「すみません、(87周目の)ピットストップで止まれなかった、あのミステイク1つですね。最後、追い上げを試みたんですけど、ダメでした」と悔しさがありあり。佐藤は2017年にアジア勢として初めてインディ500を制覇し、2020年に2回目の優勝。今回も自己最高の予選2番手に入って期待が高まっていたが、無念の結果に終わった。
レースの模様はGAORA SPORTSで26日午後5時30分から再放送。GAORAオンデマンド(スポーツコンテンツを中心とした映像配信サービス)でも見逃し配信している。
Penske Entertainment: Amber Pietz
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記事:SPAIA編集部