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Who-ya Extended「今考えていること、信念が曲を通じて伝わったら」ニューシングル『Aufheben』に込めた想い!

文化放送

声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
5月3日のゲストはWho-ya ExtendedのWho-yaさん!
ニューシングル『Aufheben』について伺いました。

『Aufheben』はTVアニメ「ばいばい、アース」第2シーズンオープニングテーマです。「『Aufheben』はドイツ語の哲学用語で日本語で止揚という意味。対立を否定するだけじゃなくて、解決、統合することで新しい価値観を作っていくという概念。作品の設定を読み込ませて頂いた時に、ふたつの対立をただ否定するアニメじゃないと思って。アニメってバトル、対立が多いと思うんですけど「ばいばい、アース」は肯定とまでいかないんですけど、新たな価値観を生み出していくっていうことがアニメの主軸のひとつなんじゃないかなと思って、『Aufheben』という名前にしました」

どうやって曲を形にしていったのでしょうか?「曲を作っていく中で改めてもう1回調べたりして、その中から面白いなと思ったキーワードや考え方、サビで使ったら耳に残るんじゃないかなとか、ピックアップして曲を作りました。自分自身もそうだし『ばいばい、アース』が自分探しの旅からスタートするので、アニメのストーリーが自分にも当てはまるし、社会に当てはまる。自分探しっていう面では、自分を重ねる部分がありますし、楽曲を聞いて、リスナーの人は“こういう風に捉えた”っていう方もいていい。今回は先にメロディとトラックがほぼほぼ出来ている状態から、歌詞を後に乗せてって感じです」

曲を作る上で意識したことは「サウンド面で言えば、最初のベースのドゥーンって音から入るんですけど、今回だけじゃなくて曲を作る時に最初の1秒、2秒を凄く大事にしていて。曲ってイヤホンで聞いたり、スマホで聞くこと多いじゃないですか。CDプレイヤーで聞く時もあるんですけど、いろんな楽曲があって、どんどん移り変わっていくというか、流行りもっていう中で、なるべくたくさんの人に届いて欲しいと思った時に、最初の1、2秒を大切にしている。耳に残る音とか、そこを今回も意識しました」

『Aufheben』のMVはWho-yaさんにとってチャレンジングな経験だったそうです。「前作『Prayer』のMVは1発撮りだったんですよ。2分近く自分だけが映ってるっていうMVを撮ったんですけど、今回は鏡がたくさん置いてある部屋で撮ったり、寝転んでみたり、今までやってこなかった表現を監督と一緒にやったので、凄く面白かったですね。純粋にどういうMVになっていくんだろうっていう楽しみがありました」

カップリングの『ALONENESS -add Prologue-』はデビューからの5年間で感じた思いを込めた楽曲です。「『ALONENESS』という単語はたまたま見つけたんですけど、最初やっぱり正直孤独だったんですよ。デビューしたものの1、2年くらいはライブ出来なくて、オンラインライブがメインで気づいたら5年。そういう中で徐々に日本や海外でライブもたくさんやらせてもらって。特に海外でライブをするようになると、飛行機とかホテルとかたくさんいろんなところに行く中で1人の時間が増えたんです。5周年のタイミングで自分の伝えたいことか、感じたものを楽曲に出来るかを考えた時に、いざ本当に自分がやりたいようにライブが出来るようになってもどこか孤独という気持ちがある、それを曲で表現しました」

そして「ふぁんも」で初解禁してくれたのが、もうひとつのカップリング「Re:Call」です。「ダブルミーニングでタイトルをつけたんです。何度も何度も呼び続けるっていうリコールっていう言葉と、不用品というか破損したものをまた新しいものに取り替えていく。リコールは自分の中のテーマとして、過去の自分だけじゃなくて、悲しいこととか、決別とか、そういう失ったものに対しての声のかけ方というか。楽曲で表現したらどうなるかなと思って作った曲なんですけど。サウンド自体はライブ向けの曲として作ってても、歌詞のところで言うと、大切な人がいなくなってしまった時に、その人とか記憶に対して、自分は何を呼びかけられるのかなっていう風に進めていった楽曲ですね」

毎週、「ばいばい、アース」をリアタイしているWho-ya ExtendedのWho-yaさん。ニューシングル『Aufheben』。Who-ya Extendedにとってどんな作品になったのでしょうか?「前作の『Prayer』から1年くらい空いてのリリースになるんですけど、この1年、そしてこの活動を続けてきての5年の中で、今考えてること、信念にしてるもの、そういうものが3曲を通じて伝わったらいいなと思って作ったシングルになりました」

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