「エイリアン:アース」猫ちゃん映像が公開 ─ 船内探検かわいがられキャットログ
『エイリアン』シリーズ初の実写ドラマシリーズ「エイリアン:アース」より、猫ちゃん目線の船内映像が公開された。
宇宙船内でのパニックを描く『エイリアン』シリーズ初期作は猫が登場することでもお馴染み。『エイリアン』『エイリアン2』では、シガニー・ウィーバー演じる主人公リプリーの相棒として、愛らしい猫ジョーンズが癒しを提供する。
「エイリアン:アース」で宇宙航海をする乗組員もまた、船内に猫を迎えて可愛がるようだ。公開された映像では、船員の1人がLittle Rascalと呼ぶ猫に首輪カメラを取り付けている(Rascalにはイタズラっ子といった意味もあるので、この子がラスカルという名前かどうかはわからない)。「なんで落としちゃうんだよ?俺がお前のボスだぞ」と男が猫相手に威張って見せると、猫ちゃんは首輪カメラを装着して気ままに走り去る。
それからは、猫目線による「キャットログ」映像で、船内の様子が映し出される。猫ちゃんは何にでも興味津々、"すんすん”と匂いを嗅ぎながら、何やらコンピューター通信を起動させてしまったようだが、大丈夫だろうか……?
「恋しいのは海だな。人じゃない。みんな死んじゃったから。全員じゃないけど、まぁそんな感じ。我が子の方が年上になっちまったよ」「もし地球に戻れないとしたら、どこに行きたい?」「アルクトゥルスかな」。猫ちゃんは宇宙航海の苦労を語り合う船員たちと共に、孤独な旅を続けている。
テーブルでカードゲームに興じる船員たちからも可愛がられており、無機質な船内生活の中で猫ちゃんはなごみのひと時を与えているようだ。ところが映像の終盤では様子が一変し、猫ちゃんがハイパースリープ装置に飛び乗ったところで船内に緊急アラームが鳴り響く。何者かの襲来に怯えるようにして、猫ちゃんは呻き声を上げるのだが……。
「エイリアン:アース」はシリーズ第1作『エイリアン』の2年前にあたる2120年を舞台に、最悪の究極生命体が地球に襲来する物語が描かれる。先に公開されていたでは、フェイスハガーが内部で暴れ回る宇宙船が地球に落ちていくような様子が描かれていが、まさかのこの宇宙船が侵食されてしまうのだろうか?無垢な猫ちゃんが酷い目に遭うことだけは、どうか回避してほしい……。
『エイリアン』シリーズの生みの親であるリドリー・スコットが製作総指揮として参加。監督は「FARGO/ファーゴ」や「レギオン」のノア・ホーリー。「エイリアン:アース」は2025年夏リリース予定。日本では「スター」で配信される。