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バサジィ大分 ファイナルシーズンに弾みを付けるドロー 【大分県】

オー!エス!OITA

「写真/オー!エス!OITA SPORTS」

 バサジィ大分はホーム最終戦を5-5の引き分けで終え、レギュラーシーズンは7勝2分け13敗で9位となった。これにより、24日から始まるファイナルシーズンでは下位リーグ(7位以下)での戦いが決まった。

 

 「守備から攻撃への切り替えを速くし、できるだけゴールに近づけるためにボールを前から奪うことが必要」という狩野新監督の言葉が、バサジィ・スタイルの原点だ。今季もこのスタイルを貫き、選手たちは強いプレッシャーをかけ、ボールを奪った後は連係を意識して守備から攻撃へとつなげるプレーを徹底した。しかし、今季は守備が機能しない試合もあり、斎藤日向は「(最終戦の)前半のようにディフェンスの意識が欠けると、結果として崩れてしまう」と語った。

 

 最終戦では、最下位のヴォスクオーレ仙台相手に苦しみ、前半を0-4で折り返す厳しい展開となった。ハーフタイムで狩野監督は「前半を忘れよう」と選手たちに伝え、再スタートを切ることを提案。ディフェンスの重要性を再確認し、相手の守備にどう立ち向かうかを選手たちとディスカッションし、戦う意識を共有した。

 

ゲームキャプテンとしてチームをまとめる斎藤日向

 

 後半開始直後、レオが反撃のゴールを決め、その後2点を加え、9分にはレオのセットプレーからのシュートで同点に追いついた。ミスで失点したものの、再びレオがこの試合4点目となるゴールを決め、同点に持ち込んだ。「守備の運動量と強度は落ちることなく、ボールを奪うと鋭いカウンターへとつなげる」、これが狩野監督の理想とする「攻守一体となったフットサル」であり、サポーターたちを熱狂させた。逆転には至らなかったものの、レオは「このフットボールができれば、勝つチャンスは増える」と自信を見せた。

 

 ファイナルシーズンに向けて、斎藤は「勝利をつかみ取ることが最優先。激しいプレーや一生懸命な姿を見せることで、『また見に行きたい』『フットサルは面白い』と思ってもらえるようにしたい」と意気込みを語った。選手たちはディフェンスを意識する重要性を再確認し、チームとしての成長と反省を胸にファイナルシーズンへ臨む。

 

原点に立ち帰ることができたホーム最終戦

 

 

(柚野真也)

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